中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問211 (中小企業経営・中小企業政策 問21(3))
問題文
中小企業基本法では、小規模企業に対する中小企業施策の方針の1つとして、( A )の確保が特に困難であることが多い小規模企業者の事情を踏まえ、小規模企業の( B )に努めるとともに、金融、税制、情報の提供その他の事項について、小規模企業の経営の状況に応じ、必要な考慮を払うこととしている。
また同法では、小売業に属する事業を主たる事業として営むものの中小企業の範囲を、資本金の額又は出資の総額が( C )の会社並びに常時使用する従業員の数が( D )の会社及び個人と定めている。
さらに同法では、労働に関する施策として、国は中小企業における労働関係の( E )及び従業員の( F )の向上を図るため必要な施策を講ずるとともに、中小企業に必要な労働力の確保を図るため、職業能力の開発及び職業紹介の事業の充実その他の必要な施策を講ずるものとしている。
文中の空欄( E )と( F )に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問211(中小企業経営・中小企業政策 問21(3)) (訂正依頼・報告はこちら)
中小企業基本法では、小規模企業に対する中小企業施策の方針の1つとして、( A )の確保が特に困難であることが多い小規模企業者の事情を踏まえ、小規模企業の( B )に努めるとともに、金融、税制、情報の提供その他の事項について、小規模企業の経営の状況に応じ、必要な考慮を払うこととしている。
また同法では、小売業に属する事業を主たる事業として営むものの中小企業の範囲を、資本金の額又は出資の総額が( C )の会社並びに常時使用する従業員の数が( D )の会社及び個人と定めている。
さらに同法では、労働に関する施策として、国は中小企業における労働関係の( E )及び従業員の( F )の向上を図るため必要な施策を講ずるとともに、中小企業に必要な労働力の確保を図るため、職業能力の開発及び職業紹介の事業の充実その他の必要な施策を講ずるものとしている。
文中の空欄( E )と( F )に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- E:健全な発展 F:生活
- E:健全な発展 F:福祉
- E:適正化 F:生活
- E:適正化 F:福祉
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この過去問の解説 (2件)
01
本問は、中小企業基本法 第21条(労働に関する施策) の条文知識を問う問題です。 中小企業政策において、労働環境の整備がどのように規定されているかを知る基本条文です。
以下に、法律の条文に基づく根拠を解説します。
中小企業基本法 第21条(労働関係の適正化等)
中小企業基本法では、第4章「中小企業施策の基本」の第4節「経営基盤の強化」の中に、労働に関する規定を置いています。
条文(第21条): 「国は、中小企業における労働関係の( E:適正化 )及び従業員の( F:福祉 )の向上を図るため必要な施策を講ずるとともに、中小企業に必要な労働力の確保を図るため、職業能力の開発及び職業紹介の事業の充実その他の必要な施策を講ずるものとする。」
解説
空欄E(適正化): 労使関係や雇用契約などが法的に正しく、公平であることを目指すため、法律用語として「労働関係の適正化」が用いられています。「健全な発展」は、同法第1条(目的)などで「国民経済の健全な発展」として使われる言葉であり、ここでは適切ではありません。
空欄F(福祉): 従業員の福利厚生や働きやすさを含めた概念として、「従業員の福祉の向上」という表現が用いられています。「生活の向上」という表現も一般的ですが、本法の条文上は「福祉」と規定されています。
誤り
E:誤りです。条文では「適正化」です。
F:誤りです。条文では「福祉」です。
誤り
E:誤りです。
F:正しいです。
誤り
E:正しいです。
F:誤りです。
正解です
E:正しいです。
F:正しいです。
中小企業基本法第21条における、労働施策のキーワードは以下の通りです。
労働関係の「適正化」
従業員の「福祉」の向上
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02
中小企業基本法から、第21条(労働に関する施策)の条文の穴埋め出題です。条文の穴埋め問題は過去に第5条・第8条があるものの、第21条は初出です。
空欄A・Bの解き方と同じアプローチ(https://chushoks.kakomonn.com/questions/87161)で、対応します。
空欄E
労働関係の「健全な発展」「適正化」のいずれの向上を図るべきかで考えると、適正化が該当します。
→「健全な発展」は労働関係の適正化が実現していることを前提として、より高い次元の施策であると考えられます。
空欄F
従業員の「生活」「福祉」のいずれの向上を図るべきかで考えると、福祉が該当します。
→どちらも該当しそうですが、日本国憲法第25条に最低限度の生活を営む権利が保障されており、消去法で「生活」の向上は該当しないと判断できればOKです。
冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「E:適正化 F:福祉」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「E:適正化 F:福祉」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「E:適正化 F:福祉」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「E:適正化 F:福祉」であるため正解の選択肢となります。
【補足】
冒頭の解説で述べているように第5条・第8条の穴埋め問題が何度か出題されているため、新たに第21条から出題した可能性があります。そのため、次年度以降は第21条を対策しておく必要がありそうです。
第21条を見ると、前半部分が今回出題されているため、「中小企業に必要な~」以降の「職業能力の開発」「職業紹介の事業の充実」あたりに注目しておくのが良いかも知れません。
※あくまでも筆者の個人的見解であることを前提に、第21条を対策するかどうかも各自でご判断ください。
第二十一条 国は、中小企業における労働関係の適正化及び従業員の福祉の向上を図るため必要な施策を講ずるとともに、中小企業に必要な労働力の確保を図るため、職業能力の開発及び職業紹介の事業の充実その他の必要な施策を講ずるものとする。
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