中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問197 (中小企業経営・中小企業政策 問11)
問題文
小規模事業者では、人的リソースの確保において、副業人材の活用も1つの方法として考えられる。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、2012年、2017年、2022年における副業がある者の数及び追加就業希望者数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、「副業」とは、主な仕事以外に就いている仕事を指す。「追加就業希望者」とは、現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている者を指す。
また、有業者のうち本業の産業が「農業、林業」、「漁業」、「分類不能の産業」以外の者を集計している。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、2012年、2017年、2022年における副業がある者の数及び追加就業希望者数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、「副業」とは、主な仕事以外に就いている仕事を指す。「追加就業希望者」とは、現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている者を指す。
また、有業者のうち本業の産業が「農業、林業」、「漁業」、「分類不能の産業」以外の者を集計している。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問197(中小企業経営・中小企業政策 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
小規模事業者では、人的リソースの確保において、副業人材の活用も1つの方法として考えられる。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、2012年、2017年、2022年における副業がある者の数及び追加就業希望者数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、「副業」とは、主な仕事以外に就いている仕事を指す。「追加就業希望者」とは、現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている者を指す。
また、有業者のうち本業の産業が「農業、林業」、「漁業」、「分類不能の産業」以外の者を集計している。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、2012年、2017年、2022年における副業がある者の数及び追加就業希望者数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、「副業」とは、主な仕事以外に就いている仕事を指す。「追加就業希望者」とは、現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている者を指す。
また、有業者のうち本業の産業が「農業、林業」、「漁業」、「分類不能の産業」以外の者を集計している。
- 副業がある者の数、追加就業希望者数とも増加傾向にある。
- 副業がある者の数、追加就業希望者数とも横ばい傾向にある。
- 副業がある者の数は減少傾向、追加就業希望者数は増加傾向にある。
- 副業がある者の数は増加傾向、追加就業希望者数は減少傾向にある。
- 副業がある者の数は増加傾向、追加就業希望者数は横ばい傾向にある。
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この過去問の解説 (1件)
01
「副業がある者の数、追加就業希望者数とも増加傾向にある。」が当てはまります。
総務省「就業構造基本調査」によると、2012年、2017年、2022年の3時点を比較した場合、副業がある者の数と追加就業希望者数は、どちらも増加しています。
副業がある者とは、主な仕事のほかに、別の仕事もしている人のことです。
一方、追加就業希望者とは、現在の仕事を続けながら、さらに別の仕事もしたいと考えている人のことです。
この問題では、すでに副業をしている人と、これから別の仕事を増やしたい人の両方が増加していることを理解することが重要です。
適切です。
2012年から2022年にかけて、副業がある者の数と追加就業希望者数は、次のように推移しています。
<副業がある者の数>
2012年:213.2万人
2017年:243.8万人
2022年:304.0万人
2012年から2022年までの10年間で、約90.8万人増加しています。
<追加就業希望者数>
2012年:339.8万人
2017年:399.4万人
2022年:492.8万人
2012年から2022年までの10年間で、約153.0万人増加しています。
このように、どちらも2012年、2017年、2022年の順に増加しています。
近年は、収入を増やしたいという希望や、自分の知識・経験を別の仕事でも生かしたいという考えなどから、副業に関心を持つ人が増えています。
また、人手不足に悩む企業にとっても、副業人材の活用は、人材を確保するための方法の一つとなっています。
したがって、副業がある者の数と追加就業希望者数が、ともに増加傾向にあるという説明は、調査結果と一致しています。
不適切です。
横ばい傾向とは、数値が大きく増えたり減ったりせず、おおむね同じ水準で推移することです。
しかし、副業がある者の数は、2012年の213.2万人から2022年には304.0万人に増加しています。
また、追加就業希望者数も、2012年の339.8万人から2022年には492.8万人に増加しています。
どちらも10年間で大きく増加しているため、横ばい傾向とはいえません。
不適切です。
追加就業希望者数が増加傾向にあるという部分は合っています。
しかし、副業がある者の数も増加しています。
副業がある者の数は、2012年の213.2万人から2017年には243.8万人、2022年には304.0万人となっています。
したがって、副業がある者の数が減少傾向にあるという部分が誤りです。
不適切です。
副業がある者の数が増加傾向にあるという部分は合っています。
しかし、追加就業希望者数も増加しています。
追加就業希望者数は、2012年の339.8万人から2017年には399.4万人、2022年には492.8万人となっています。
つまり、現在の仕事に加えて、さらに別の仕事をしたいと考えている人も増えていることが分かります。
したがって、追加就業希望者数が減少傾向にあるという部分が誤りです。
不適切です。
副業がある者の数が増加傾向にあるという部分は合っています。
しかし、追加就業希望者数は横ばいではありません。
2012年の339.8万人から2022年の492.8万人まで、約153.0万人増加しています。
そのため、追加就業希望者数についても増加傾向と判断できます。
今回の問題では、「副業がある者」と「追加就業希望者」の違いを理解することが重要です。
<副業がある者>
主な仕事のほかに、実際に別の仕事もしている人です。
例えば、平日は会社員として働き、休日には別の会社の仕事をしている人が該当します。
<追加就業希望者>
現在の仕事を続けながら、さらに別の仕事もしたいと考えている人です。
例えば、会社員として働いており、今後は休日に別の仕事もしたいと考えている人が該当します。
追加就業希望者は、実際に副業を始めているとは限りません。
<2012年から2022年までの推移>
副業がある者の数
2012年:213.2万人
2017年:243.8万人
2022年:304.0万人
10年間で約90.8万人増加
追加就業希望者数
2012年:339.8万人
2017年:399.4万人
2022年:492.8万人
10年間で約153.0万人増加
なお、今回の統計では、本業が農業・林業、漁業、分類不能の産業に該当する人は集計対象から除かれています。
また、2012年、2017年、2022年という5年ごとの調査結果を比較しているため、その間のすべての年で増加したことまで示しているわけではありません。
小規模事業者では、従業員を新たに採用することが難しい場合もあります。
そのような場合に、副業人材を活用すれば、必要な業務に応じて、社外の人が持つ専門知識や経験を取り入れることができます。
例えば、Webサイトの制作や経理業務、商品開発などを、副業として働く専門人材に依頼することが考えられます。
今回の問題では、すでに副業をしている人も、今後さらに仕事を増やしたい人も、ともに増加傾向にあることを押さえておきましょう。
したがって、「副業がある者の数、追加就業希望者数とも増加傾向にある。」が最も適切です。
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