中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問165 (経営情報システム 問5)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問165(経営情報システム 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

利用者視点に立ったWebサイトを設計・開発することは重要である。UX/UIに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • アダプティブデザインとは、すべての人が、年齢や障がいの有無にかかわらず、Webサイトで提供されている機能や情報に容易にアクセスできるようにする設計方法のことである。
  • ページネーションとは、Webページの画面イメージを作成する際に用いられる、線と枠で構成された図面のことである。
  • メディアクエリとは、CSSの仕様の1つで、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、適用するスタイルを切り替える仕組みのことである。
  • レスポンシブデザインとは、Webサイト内のコンテンツを階層的に整理し、上位から下位へと段階的にたどり着けるようにする設計方法のことである。
  • ワイヤーフレームとは、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、事前に用意した複数の固定レイアウトの中から最適なものを切り替えて表示する手法のことである。

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この過去問の解説 (1件)

01

「メディアクエリとは、CSSの仕様の1つで、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、適用するスタイルを切り替える仕組みのことである。」が当てはまります。

Webサイトでは、パソコンやスマートフォンなど、利用する機器や画面サイズに合わせて、見やすく操作しやすい画面を表示することが重要です。

メディアクエリは、画面の幅などの条件に応じて、Webページの見た目を変更するための仕組みです。

この問題では、アダプティブデザイン、ページネーション、メディアクエリ、レスポンシブデザイン、ワイヤーフレームの違いを理解することがポイントです。

選択肢1. アダプティブデザインとは、すべての人が、年齢や障がいの有無にかかわらず、Webサイトで提供されている機能や情報に容易にアクセスできるようにする設計方法のことである。

不適切です。

これは、主にウェブアクセシビリティに関する説明です。

ウェブアクセシビリティとは、年齢や障がいの有無、利用環境などにかかわらず、誰もがWebサイトの情報や機能を利用できるようにする考え方です。

例えば、画像に代替テキストを付けたり、キーボードだけでも操作できるようにしたりすることが挙げられます。

一方、アダプティブデザインとは、パソコンやスマートフォンなどの画面サイズに合わせて、あらかじめ用意した複数のレイアウトを切り替える設計方法です。

そのため、問題文の説明とは異なります。

選択肢2. ページネーションとは、Webページの画面イメージを作成する際に用いられる、線と枠で構成された図面のことである。

不適切です。

これは、ワイヤーフレームの説明です。

ワイヤーフレームとは、Webページのどこに画像や文章、ボタンなどを配置するかを、線や枠を使って示した設計図です。

一方、ページネーションとは、多くの情報を複数のページに分割し、利用者がページを切り替えられるようにする仕組みです。

例えば、検索結果が100件ある場合に、10件ずつ表示して、ページを切り替えられるようにする方法です。

ページネーションは、情報を見やすく整理するために利用されます。

選択肢3. メディアクエリとは、CSSの仕様の1つで、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、適用するスタイルを切り替える仕組みのことである。

適切です。

メディアクエリとは、CSSで使用される仕組みの1つで、画面の幅や向きなどの条件に応じて、適用するデザインを変更するためのものです。

CSSとは、Webページの文字の大きさ、色、配置など、見た目を指定するための言語です。

例えば、パソコンでは商品を横に3つ並べ、スマートフォンでは縦に1つずつ並べて表示したい場合があります。

このとき、メディアクエリを利用すれば、画面の幅に応じて、それぞれに適した表示へ切り替えることができます。

このように、利用者の画面サイズなどに合わせてCSSの適用方法を変更できることが、メディアクエリの特徴です。

なお、メディアクエリは、レスポンシブデザインを実現するためにも広く利用されています。

選択肢4. レスポンシブデザインとは、Webサイト内のコンテンツを階層的に整理し、上位から下位へと段階的にたどり着けるようにする設計方法のことである。

不適切です。

これは、Webサイトの階層構造を意識した情報設計に関する説明です。

例えば、企業のWebサイトで「トップページ→製品情報→パソコン→ノートパソコン」という順番に情報を整理する方法です。

一方、レスポンシブデザインとは、利用者の画面サイズなどに応じて、Webページのレイアウトが柔軟に変化する設計方法です。

例えば、パソコンでは横に並んでいるメニューを、スマートフォンでは縦に並べて表示する場合などです。

同じWebページを、さまざまな画面サイズで見やすく表示することを目的としています。

選択肢5. ワイヤーフレームとは、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、事前に用意した複数の固定レイアウトの中から最適なものを切り替えて表示する手法のことである。

不適切です。

これは、アダプティブデザインの説明です。

アダプティブデザインでは、画面サイズなどに合わせて複数のレイアウトを事前に用意し、条件に応じて切り替えます。

例えば、パソコン用とスマートフォン用のレイアウトを別々に用意し、利用環境に合わせて表示する方法です。

一方、ワイヤーフレームは、Webページの構成や要素の配置を決めるための設計図です。

画像や文章、ボタンなどの配置を、線や枠で大まかに示します。

したがって、複数の固定レイアウトを切り替える手法ではありません。

まとめ

Webサイトの設計に関する用語は、次のように整理できます。

<アダプティブデザイン>

複数の固定レイアウトを用意し、利用環境に合わせて切り替える設計方法です。

<ページネーション>

多くの情報を複数のページに分割し、ページを切り替えて表示する仕組みです。

<メディアクエリ>

画面の幅や向きなどの条件に応じて、適用するCSSのスタイルを切り替える仕組みです。

<レスポンシブデザイン>

画面サイズなどに合わせて、Webページのレイアウトが柔軟に変化する設計方法です。

<ワイヤーフレーム>

Webページの画像や文章、ボタンなどの配置を、線や枠で示した設計図です。

また、年齢や障がいの有無などにかかわらず、Webサイトを利用できるようにする考え方は、ウェブアクセシビリティといいます。

特に、アダプティブデザインは複数のレイアウトを切り替える方式、レスポンシブデザインは画面サイズに応じてレイアウトを柔軟に変化させる方式という違いを覚えておくことが重要です。

したがって、「メディアクエリとは、CSSの仕様の1つで、利用者のデバイスや画面サイズなどの環境条件に応じて、適用するスタイルを切り替える仕組みのことである。」が最も適切です。

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