中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問164 (経営情報システム 問4)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問164(経営情報システム 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

入力・検索・集計などの処理の効率化とデータの統一的な管理のために、使用するコード体系や表記ルールを定めておく必要がある。ニモニックコードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • A事業部の社員番号を1001~1999、B事業部の社員番号を2001~2999というように、グループごとに定められた範囲内で、連続した番号を付与するコードのことである。
  • 上1桁目を本支店コード(A:東京本社、B:大阪支店)、上2桁目を部署コード(1:営業部、2:経理部)というように、コードの1桁ごとに意味を持たせたコードのことである。
  • 注文番号を0001、0002というように、レコードの発生順に基づいて順番に番号を付与するコードのことである。
  • 図書の日本十進分類法(NDC)のように、上位桁から下位桁にそれぞれ0~9の数字を付与し、階層的にデータを分類するコードのことである。
  • 日本をJP、米国をUSというように、対象を容易に連想できる略称などを用いて、英数字や記号で表したコードのことである。

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この過去問の解説 (1件)

01

「日本をJP、米国をUSというように、対象を容易に連想できる略称などを用いて、英数字や記号で表したコードのことである。」が当てはまります。

ニモニックコードとは、対象の名前や特徴から連想しやすい文字や記号を使って表すコードです。

例えば、日本を「JP」、アメリカを「US」と表すように、コードを見ただけで何を意味するのか理解しやすいことが特徴です。

この問題では、ニモニックコードと、ブロックコード、桁別コード、順番コード、十進分類コードの違いを理解することが重要です。

選択肢1. A事業部の社員番号を1001~1999、B事業部の社員番号を2001~2999というように、グループごとに定められた範囲内で、連続した番号を付与するコードのことである。

不適切です。

これは、ブロックコード(区分コード)の説明です。

ブロックコードとは、分類するグループごとに番号の範囲を割り当て、その範囲内で連続した番号を付ける方式です。

例えば、社員番号について、A事業部には1001~1999、B事業部には2001~2999を割り当てる場合です。

この方式では、番号を見ることで、どのグループに属しているのかを判断しやすいという特徴があります。

一方、ニモニックコードは、名前などを連想できる略称を使用するため、この説明とは異なります。

選択肢2. 上1桁目を本支店コード(A:東京本社、B:大阪支店)、上2桁目を部署コード(1:営業部、2:経理部)というように、コードの1桁ごとに意味を持たせたコードのことである。

不適切です。

これは、桁別コードの説明です。

桁別コードとは、コードの各桁にそれぞれ異なる意味を持たせる方式です。

例えば、「A1」というコードについて、

A=東京本社

1=営業部

と定めれば、「A1」は東京本社の営業部を表します。

このように、コードのどの位置にある文字や数字なのかによって意味が決まることが特徴です。

ニモニックコードは、略称などから対象を連想できるようにする方式なので、異なります。

選択肢3. 注文番号を0001、0002というように、レコードの発生順に基づいて順番に番号を付与するコードのことである。

不適切です。

これは、順番コード(シーケンスコード)の説明です。

順番コードとは、データが発生した順番に、連続した番号を付ける方式です。

例えば、注文を受け付けた順番に「0001」「0002」「0003」と番号を付ける場合です。

この方式は、番号を簡単に割り当てられることが特徴です。

ただし、番号そのものには商品の種類や注文内容などの意味はありません。

一方、ニモニックコードは、コードから対象を連想できるようにする方式です。

選択肢4. 図書の日本十進分類法(NDC)のように、上位桁から下位桁にそれぞれ0~9の数字を付与し、階層的にデータを分類するコードのことである。

不適切です。

これは、十進分類コード(デシマルコード)の説明です。

十進分類コードとは、数字の0~9を使って、対象を大きな分類から細かい分類へと段階的に分ける方式です。

代表的な例が、図書館で使用される日本十進分類法(NDC)です。

例えば、NDCでは、

300=社会科学

330=経済

331=経済学・経済思想

のように、桁が増えることで、より細かな分類を表します。

この方式は、階層的に情報を整理できることが特徴です。

選択肢5. 日本をJP、米国をUSというように、対象を容易に連想できる略称などを用いて、英数字や記号で表したコードのことである。

適切です。

これは、ニモニックコードの説明です。

ニモニックコードとは、対象の名前や意味を覚えやすいように、略称などを使用して表す方式です。

例えば、

日本=JP(Japan)

米国=US(United States)

東京=TKY(Tokyo)

などのように表すことができます。

この方式では、コードから対象の名前や内容を連想しやすいため、利用者が覚えやすく、入力時にも識別しやすいという特徴があります。

ただし、文字を使うため、数字だけのコードよりも入力方法が複雑になる場合や、略称の付け方に統一したルールが必要になる場合があります。

まとめ

代表的なコード体系は、次のように整理できます。

<ブロックコード>

グループごとに番号の範囲を割り当てる方式です。

例:A事業部=1001~1999、B事業部=2001~2999

<桁別コード>

コードの各桁に、それぞれ意味を持たせる方式です。

例:A1=東京本社の営業部

<順番コード>

データが発生した順番に番号を付ける方式です。

例:注文番号0001、0002、0003

<十進分類コード>

0~9の数字を使い、上位の分類から下位の分類へ階層的に整理する方式です。

例:日本十進分類法(NDC)

<ニモニックコード>

名前や特徴から連想しやすい略称などを使う方式です。

例:日本=JP、米国=US

この問題では、ニモニックコードは、意味を連想しやすく覚えやすいコードであることがポイントです。

したがって、「日本をJP、米国をUSというように、対象を容易に連想できる略称などを用いて、英数字や記号で表したコードのことである。」が最も適切です。

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