中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問163 (経営情報システム 問3)
問題文
仮想化技術は、種々の物理的なコンピュータ資源に対して用いられている。仮想化技術に関する記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 1台のコンピュータに複数のOSを導入しておき、コンピュータの電源投入後、OSを1つだけ選択して使用できるようにする技術。
b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。
c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPUなどの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。
d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、1つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
a 1台のコンピュータに複数のOSを導入しておき、コンピュータの電源投入後、OSを1つだけ選択して使用できるようにする技術。
b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。
c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPUなどの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。
d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、1つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
反映中…
中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問163(経営情報システム 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
仮想化技術は、種々の物理的なコンピュータ資源に対して用いられている。仮想化技術に関する記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 1台のコンピュータに複数のOSを導入しておき、コンピュータの電源投入後、OSを1つだけ選択して使用できるようにする技術。
b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。
c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPUなどの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。
d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、1つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
a 1台のコンピュータに複数のOSを導入しておき、コンピュータの電源投入後、OSを1つだけ選択して使用できるようにする技術。
b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。
c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPUなどの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。
d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、1つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
- aとb
- aとd
- bとc
- bとd
- cとd
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (1件)
01
「bとd」の組み合わせが当てはまります。
仮想化技術とは、コンピュータや記憶装置などの物理的な資源を、実際の構成とは異なる形で利用できるようにする技術です。
この問題では、デスクトップ仮想化とストレージ仮想化が該当します。
一方、OSを起動時に選ぶマルチブートや、CPUの処理時間を分割するタイムシェアリングは、これらの仮想化技術とは区別します。
a 1台のコンピュータに複数のOSを導入しておき、コンピュータの電源投入後、OSを1つだけ選択して使用できるようにする技術。
誤りです。
これは、マルチブートと呼ばれる技術です。
マルチブートとは、1台のコンピュータにWindowsやLinuxなどの複数のOSをインストールし、起動時に使用するOSを選ぶ仕組みです。
ただし、通常は選択した1つのOSだけが動作し、複数のOSを仮想マシンとして同時に動かすわけではありません。
そのため、この記述は仮想化技術には該当しません。
b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。
正しいです。
これは、デスクトップ仮想化に関する説明です。
代表的な方式に、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)があります。
VDIでは、サーバ上に仮想的なデスクトップ環境を用意し、ユーザがネットワーク経由で利用します。
例えば、会社のサーバ上に自分専用のWindows環境を用意しておけば、自宅のパソコンからでも、そのデスクトップ環境にアクセスできます。
このように、デスクトップ環境を利用者の端末から切り離して、サーバ上で動作させる技術がデスクトップ仮想化です。
c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPUなどの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。
誤りです。
これは、タイムシェアリング(時分割処理)と呼ばれる技術です。
タイムシェアリングとは、CPUの処理時間を非常に短い単位に区切り、複数の処理に順番に割り当てる仕組みです。
例えば、文章を入力しながら音楽を再生するとき、CPUが短い時間でそれぞれの処理を切り替えることで、同時に動いているように見せることができます。
この技術は、CPUの処理時間を効率よく利用するためのものです。
仮想化の仕組みでも時間分割が利用されることはありますが、タイムシェアリングそのものは、複数の仮想マシンや仮想的な記憶装置を構成する技術とは異なります。
d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、1つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
正しいです。
これは、ストレージ仮想化と呼ばれる技術です。
ストレージとは、HDDやSSDなど、データを保存するための記憶装置のことです。
ストレージ仮想化では、複数の物理的な記憶装置をまとめて、1つの大きな記憶領域として管理できます。
例えば、容量が1TBの記憶装置を3台用意し、それらをまとめて管理することで、利用者が1つの記憶領域のように扱えるようにします。
この仕組みによって、記憶容量の管理や追加、データの配置などを柔軟に行いやすくなります。
今回の技術は、次のように整理できます。
<マルチブート>
1台のコンピュータに複数のOSをインストールし、起動時に使用するOSを選択する技術です。
<デスクトップ仮想化>
サーバ上に仮想的なデスクトップ環境を用意し、ネットワークを通じて利用する技術です。
<タイムシェアリング>
CPUの処理時間を短く分割し、複数のユーザや処理に順番に割り当てる技術です。
<ストレージ仮想化>
複数の物理的な記憶装置を、1つの記憶領域としてまとめて管理する技術です。
この問題では、デスクトップ仮想化とストレージ仮想化が該当することを押さえておきましょう。
したがって、「bとd」が最も適切です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問162)へ
令和8年度(2026年) 問題一覧
次の問題(問164)へ