中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問135 (運営管理 問43)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問135(運営管理 問43) (訂正依頼・報告はこちら)

ある小売店では商品販売を目的としたECサイトを運用しており、そこで利用しているネット広告の効果を評価しようとしている。以下の評価方法に関する記述の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。

最初にCTRを分析し、( A )を評価する。CTRが低い場合は、ターゲティングの変更やクリエイティブの改善を検討する必要がある。CTRが良好と考えられる場合にはCVRを確認し、CVRが低い場合には( B )を検討する必要がある。加えて、当該広告費に対する関連した売上を測る( C )をモニタリングする。これらの指標を適切に管理し、広告効果を継続的に改善することが重要である。
  • A:広告の訴求力  B:ホームページの構成やSEO対策  C:ROE
  • A:広告の訴求力  B:ランディングページの構成や購入導線の改善  C:ROAS
  • A:広告の訴求力  B:ランディングページの構成や購入導線の改善  C:ROE
  • A:顧客の購買力  B:ホームページの構成やSEO対策  C:ROAS
  • A:顧客の購買力  B:ランディングページの構成や購入導線の改善  C:ROE

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この過去問の解説 (1件)

01

「A:広告の訴求力 B:ランディングページの構成や購入導線の改善 C:ROAS」の組み合わせが当てはまります。

ネット広告の効果を評価する際には、CTR、CVR、ROASという3つの指標が重要です。

それぞれ、

CTR=広告が表示された回数のうち、クリックされた割合

CVR=サイトへの訪問などのうち、商品購入などの成果につながった割合

ROAS=広告費に対して、どれだけの売上が得られたかを表す指標

です。

これらを使い、広告が興味を引いているか、購入につながっているか、広告費に見合う売上が得られているかを確認します。

選択肢2. A:広告の訴求力  B:ランディングページの構成や購入導線の改善  C:ROAS

適切です。

AのCTRは、Click Through Rateの略で、広告のクリック率を表します。

計算式は、

CTR=クリック数÷広告の表示回数×100

です。

CTRが高いほど、広告を見た人が興味を持ってクリックしていると考えられるため、広告の訴求力を評価する際に利用します。

次に、BのCVRは、Conversion Rateの略で、商品購入などの成果につながった割合です。

例えば、100人がECサイトを訪問し、そのうち5人が購入した場合、

CVR=5÷100×100=5%

となります。

CVRが低い場合は、商品説明が分かりにくかったり、購入までの手続きが複雑だったりする可能性があります。

そのため、ランディングページの構成や購入導線の改善を検討します。

最後に、CのROASは、Return On Advertising Spendの略で、広告費に対する売上の割合を表します。

計算式は、

ROAS=広告による売上÷広告費×100

です。

例えば、広告費10万円で50万円の売上が得られた場合、

ROAS=50万円÷10万円×100=500%

となります。

これは、広告費1円当たり5円の売上が得られたことを意味します。

まとめ

ネット広告の効果を評価するときは、次の順序で考えると分かりやすいです。

CTR(クリック率)

広告がどれだけクリックされたかを確認します。

低い場合は、ターゲティングや広告の画像・文章などを改善します。

CVR(コンバージョン率)

広告をクリックして訪れた人が、どれだけ購入などの成果につながったかを確認します。

低い場合は、ランディングページの構成や購入導線などを改善します。

ROAS(広告費用対効果)

広告費に対して、どれだけの売上が得られたかを確認します。

広告に使った費用と売上の関係を把握するための指標です。

したがって、空欄に入る組み合わせは「A:広告の訴求力 B:ランディングページの構成や購入導線の改善 C:ROAS」です。

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