中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問123 (運営管理 問31)
問題文
インストアプロモーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問123(運営管理 問31) (訂正依頼・報告はこちら)
インストアプロモーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- エンド売場では、売場内の優位置・劣位置を考慮して陳列する必要がない。
- クーポン販促は、同額の値引販促と比べて消費者の内的参照価格を低下させにくい。
- 新聞折込チラシや電子チラシの目的は、主に非計画購買を増やすことである。
- デモンストレーション販売は、主にリピート購買を増やすことを目的に実施する。
- バンドル販売は、販売価格を下げてお買得感を演出するが、買上点数の減少につながりやすい。
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この過去問の解説 (1件)
01
「クーポン販促は、同額の値引販促と比べて消費者の内的参照価格を低下させにくい。」が当てはまります。
インストアプロモーションとは、店内で消費者の購買意欲を高めるために行う販売促進です。
この問題では、値引き、クーポン、エンド陳列、デモンストレーション販売、バンドル販売が消費者の購買行動にどのような影響を与えるかを理解することがポイントです。
不適切です。
エンド売場とは、ゴンドラなどの陳列棚の端に設けられた、来店客の目につきやすい売場です。
ただし、エンド売場であればどこでも同じ効果が得られるわけではありません。
来店客の動線や視線の向きなどによって、目につきやすい優位置と、比較的目につきにくい劣位置があります。
そのため、エンド売場でも位置の違いを考えて商品を陳列する必要があります。
適切です。
内的参照価格とは、消費者が頭の中で「この商品なら通常はこのくらいの価格だろう」と考えている基準価格です。
商品そのものを値下げすると、消費者はその低い価格を何度も目にするため、通常価格に対する感覚も低くなりやすくなります。
一方、クーポンの場合は、通常価格はそのままで、クーポンを利用した人だけが割引を受ける形になります。
そのため、同じ金額を安くする場合でも、通常価格そのものを引き下げる値引販促より、クーポン販促の方が内的参照価格を低下させにくいと考えられます。
不適切です。
新聞折込チラシや電子チラシは、来店前の消費者に商品や特売情報を知らせ、来店や計画的な購買を促すことが主な目的です。
非計画購買とは、来店前には買う予定がなかった商品を店内で購入することです。
非計画購買を促すには、POP、特別陳列、実演販売など、店内での刺激が重要になります。
不適切です。
デモンストレーション販売では、商品の使い方を実際に見せたり、試食や試用を行ったりして、商品の特徴や良さを伝えます。
そのため、主な目的は、商品をまだ使ったことがない人に興味を持ってもらい、試しに購入してもらうことです。
リピート購買は、一度購入した消費者が再び同じ商品を購入することなので、デモンストレーション販売の主な目的とは異なります。
不適切です。
バンドル販売とは、「2個で500円」「3個まとめて1,000円」のように、複数の商品をまとめて購入するとお得になる販売方法です。
まとめ買いを促すため、一般には買上点数を増やすことを狙って行われます。
したがって、「買上点数の減少につながりやすい」という説明は逆です。
インストアプロモーションでは、それぞれの施策が消費者に与える効果を区別することが重要です。
エンド売場では、優位置・劣位置を考えて陳列する必要があります。
クーポン販促は、通常価格そのものを変更しないため、直接的な値引きよりも内的参照価格を低下させにくいという特徴があります。
新聞折込チラシや電子チラシは、主に来店や計画購買を促します。
デモンストレーション販売は、商品の特徴を伝えて試用・初回購入を促す方法です。
バンドル販売は、まとめ買いを促し、買上点数を増やすことを目的とします。
したがって、「クーポン販促は、同額の値引販促と比べて消費者の内的参照価格を低下させにくい。」が最も適切です。
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