中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問113 (運営管理 問21)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問113(運営管理 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

資材管理(生産管理用語(JIS Z8141))を効果的に実施するために必要なこととして、最も不適切なものはどれか。
  • 外部から適正な品質の部品等を必要量だけ、必要な時期までに経済的に調達すること。
  • 生産活動に当たって、内外製の最適分担の下に、原材料、部品を安定的に外部から調達すること。
  • 生産に必要な原材料、部品等の所要量、品質、必要時期などを決めること。
  • 生産部門ごとに課す仕事量を計算し、計画期間全体にわたって各職場に割り付けること。
  • 必要な部品等を、必要なときに、必要な量を、必要な場所へ供給できるように、各種品目の在庫を望ましい水準に維持すること。

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この過去問の解説 (1件)

01

「生産部門ごとに課す仕事量を計算し、計画期間全体にわたって各職場に割り付けること。」が最も不適切です。

資材管理では、生産に必要な原材料や部品について、何を、どれだけ、いつ必要とするかを計画し、調達・在庫を適切に管理することが重要です。

一方、生産部門や職場にどれだけの仕事を割り当てるかを決めることは、資材管理ではなく、負荷計画に当たります。

選択肢1. 外部から適正な品質の部品等を必要量だけ、必要な時期までに経済的に調達すること。

適切です。

生産に必要な部品や原材料を、必要な品質・数量・時期に合わせて調達することは、資材管理の重要な役割です。

単に購入できればよいのではなく、品質、数量、納期、価格などを考えながら適切に調達することが求められます。

選択肢2. 生産活動に当たって、内外製の最適分担の下に、原材料、部品を安定的に外部から調達すること。

適切です。

必要な部品を自社で作るのか、外部から購入するのかを検討することも、生産活動を効率よく進めるうえで重要です。

外部から調達すると決めた原材料や部品について、必要な数量を安定して確保できるようにすることは資材管理と関係します。

選択肢3. 生産に必要な原材料、部品等の所要量、品質、必要時期などを決めること。

適切です。

生産を始める前には、

どの原材料や部品が必要か
どれくらい必要か
どの品質が必要か
いつまでに必要か

などを決める必要があります。

これは、必要な資材を必要な時期に不足なく用意するための基本的な資材計画です。

選択肢4. 生産部門ごとに課す仕事量を計算し、計画期間全体にわたって各職場に割り付けること。

最も不適切です。

これは資材の数量や調達、在庫を管理する活動ではありません。

各職場がどれくらいの仕事を担当するのかを計算し、その仕事を各職場に割り付けることは、負荷計画と呼ばれます。

負荷計画では、生産能力に対して仕事量が多すぎないか、逆に少なすぎないかを確認しながら、仕事を割り振ります。

したがって、これは資材管理そのものではなく、生産能力や工程を管理するための活動です。

選択肢5. 必要な部品等を、必要なときに、必要な量を、必要な場所へ供給できるように、各種品目の在庫を望ましい水準に維持すること。

適切です。

部品や原材料を多く持ちすぎると、保管費用が増えたり、余った在庫が使えなくなったりするおそれがあります。

反対に、在庫が少なすぎると、必要な部品が足りず、生産が止まる可能性があります。

そのため、必要なときに必要な量を供給できる範囲で、在庫を適切な水準に保つことが重要です。

これは資材管理の中でも、在庫管理に関する活動です。

まとめ

資材管理では、生産に必要な原材料や部品について、

必要量や必要時期を決める
適切な条件で調達する
必要な在庫を維持する

といった活動を行います。

一方、

各職場にどれだけの仕事を割り付けるかを決める活動は負荷計画

です。

したがって、「生産部門ごとに課す仕事量を計算し、計画期間全体にわたって各職場に割り付けること。」が、資材管理として最も不適切です。

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