中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問112 (運営管理 問20)
問題文
定期発注方式における、安全在庫量や発注量を求める式として、次のものがある。
安全在庫量=安全係数✕需要量の標準偏差✕√(発注間隔+調達期間)
発注量=(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量+安全在庫量
これらの式で求められる安全在庫量や発注量に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 発注量は、安全在庫量とは独立して、発注間隔と調達期間に基づいて設定する。
b 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の安全在庫量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の安全在庫量は同じである。
c 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の発注量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の発注量は同じである。
安全在庫量=安全係数✕需要量の標準偏差✕√(発注間隔+調達期間)
発注量=(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量+安全在庫量
これらの式で求められる安全在庫量や発注量に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 発注量は、安全在庫量とは独立して、発注間隔と調達期間に基づいて設定する。
b 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の安全在庫量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の安全在庫量は同じである。
c 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の発注量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の発注量は同じである。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問112(運営管理 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
定期発注方式における、安全在庫量や発注量を求める式として、次のものがある。
安全在庫量=安全係数✕需要量の標準偏差✕√(発注間隔+調達期間)
発注量=(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量+安全在庫量
これらの式で求められる安全在庫量や発注量に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 発注量は、安全在庫量とは独立して、発注間隔と調達期間に基づいて設定する。
b 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の安全在庫量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の安全在庫量は同じである。
c 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の発注量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の発注量は同じである。
安全在庫量=安全係数✕需要量の標準偏差✕√(発注間隔+調達期間)
発注量=(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量+安全在庫量
これらの式で求められる安全在庫量や発注量に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
a 発注量は、安全在庫量とは独立して、発注間隔と調達期間に基づいて設定する。
b 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の安全在庫量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の安全在庫量は同じである。
c 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の発注量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の発注量は同じである。
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (1件)
01
「a:誤 b:正 c:誤」の組み合わせが当てはまります。
この問題では、定期発注方式の次の2つの式をそのまま読み取ることがポイントです。
安全在庫量
=安全係数×需要量の標準偏差×√(発注間隔+調達期間)
発注量
=(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量+安全在庫量
安全在庫量は、発注間隔と調達期間の合計によって変わります。
一方、発注量は安全在庫量だけでなく、発注残や手持在庫量などの影響も受けます。
a 発注量は、安全在庫量とは独立して、発注間隔と調達期間に基づいて設定する。
誤りです。
問題文の発注量の式には、
+安全在庫量
が含まれています。
つまり、安全在庫量が増えれば、その分だけ発注量も増える方向に働きます。
したがって、発注量は安全在庫量とは独立して決まるのではなく、安全在庫量を含めて決められます。
また、発注量には、発注間隔と調達期間だけでなく、発注残や手持在庫量も関係します。
b 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の安全在庫量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の安全在庫量は同じである。
正しいです。
最初の発注間隔と調達期間を、それぞれTとします。
もともとは、
発注間隔+調達期間
=T+T
=2T
です。
発注間隔だけを半分にすると、
T÷2+T
=1.5T
となります。
一方、調達期間だけを半分にすると、
T+T÷2
=1.5T
となります。
どちらの場合も、発注間隔と調達期間の合計は同じです。
安全在庫量は、
安全係数×需要量の標準偏差×√(発注間隔+調達期間)
で決まるため、その他の条件が同じなら、安全在庫量も同じになります。
c 発注間隔と調達期間が等しい状況から、調達期間を維持したまま発注間隔のみを半減する場合の発注量と、発注間隔を維持したまま調達期間のみを半減する場合の発注量は同じである。
誤りです。
bで確認したように、どちらの場合も、
発注間隔+調達期間
は同じなので、その期間中の需要推定量や安全在庫量は同じ条件になります。
しかし、発注量の式には発注残も含まれています。
発注間隔を短くすると、前回発注した商品がまだ到着していないうちに、次の発注時期を迎える場合があります。
その場合、未入荷の商品が発注残として計算に入ります。
一方、調達期間だけを短くした場合は、前回の発注品が次の発注時までに到着しやすくなるため、発注残の状況が異なります。
また、定期発注方式では、通常、発注間隔を短くすれば1回当たりの発注量も小さくなる方向に働きます。
したがって、発注間隔だけを半減する場合と、調達期間だけを半減する場合で、発注量が必ず同じになるとはいえません。
aは誤りです。
発注量の式には安全在庫量が含まれているため、発注量と安全在庫量は独立ではありません。
bは正しいです。
発注間隔と調達期間がともにTだった場合、
発注間隔だけ半減
→T÷2+T=1.5T
調達期間だけ半減
→T+T÷2=1.5T
となるため、安全在庫量は同じです。
cは誤りです。
発注量には安全在庫量や需要推定量だけでなく、発注残や手持在庫量も関係するため、発注間隔だけを半減した場合と、調達期間だけを半減した場合で同じになるとは限りません。
したがって、正誤の組み合わせは「a:誤 b:正 c:誤」です。
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