中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問111 (運営管理 問19)
問題文
複数の種類の部品を1つの加工設備で製造している工程がある。1種類の部品はそれぞれ200個単位で製造している(本問では、この200個のことを製造ロットサイズと呼ぶ)。加工設備では1個ずつ連続して加工して順次、50個入る箱に入れる。箱に50個の部品が入ったらコンベヤで後工程へ運搬する(本問では、この50個のことを運搬ロットサイズと呼ぶ)。
このとき、部品の後工程への到達時刻を早める施策の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、部品種類を切り替える時間(段取り時間など)は無視できるほど短いものとする。また、コンベヤの運搬速度は不変とする。
a 製造ロットサイズを半減する。
b 運搬ロットサイズを半減する。
c コンベヤでの運搬距離を半減する。
このとき、部品の後工程への到達時刻を早める施策の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、部品種類を切り替える時間(段取り時間など)は無視できるほど短いものとする。また、コンベヤの運搬速度は不変とする。
a 製造ロットサイズを半減する。
b 運搬ロットサイズを半減する。
c コンベヤでの運搬距離を半減する。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問111(運営管理 問19) (訂正依頼・報告はこちら)
複数の種類の部品を1つの加工設備で製造している工程がある。1種類の部品はそれぞれ200個単位で製造している(本問では、この200個のことを製造ロットサイズと呼ぶ)。加工設備では1個ずつ連続して加工して順次、50個入る箱に入れる。箱に50個の部品が入ったらコンベヤで後工程へ運搬する(本問では、この50個のことを運搬ロットサイズと呼ぶ)。
このとき、部品の後工程への到達時刻を早める施策の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、部品種類を切り替える時間(段取り時間など)は無視できるほど短いものとする。また、コンベヤの運搬速度は不変とする。
a 製造ロットサイズを半減する。
b 運搬ロットサイズを半減する。
c コンベヤでの運搬距離を半減する。
このとき、部品の後工程への到達時刻を早める施策の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、部品種類を切り替える時間(段取り時間など)は無視できるほど短いものとする。また、コンベヤの運搬速度は不変とする。
a 製造ロットサイズを半減する。
b 運搬ロットサイズを半減する。
c コンベヤでの運搬距離を半減する。
- a:正 b:正 c:正
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (1件)
01
「a:誤 b:正 c:正」の組み合わせが当てはまります。
この問題では、製造ロットサイズと運搬ロットサイズを区別することがポイントです。
製造ロットサイズは、同じ種類の部品を何個続けて生産するかを表します。
一方、運搬ロットサイズは、何個たまったら後工程へ運ぶかを表します。
今回は、200個ずつ製造していても、50個できるたびに後工程へ運んでいます。
そのため、製造ロットサイズを小さくするだけでは、50個たまるまでの時間は短くなりません。
a 製造ロットサイズを半減する。
誤りです。
現在は、1種類の部品を200個単位で製造していますが、200個すべてが完成するまで待ってから運ぶわけではありません。
加工した部品は順番に箱へ入れ、50個たまった時点で後工程へ運びます。
例えば、製造ロットサイズを200個から100個に減らしても、最初の運搬を開始するためには、これまでと同じように50個を加工する必要があります。
つまり、
製造ロットサイズ200個
→50個できたら運搬
製造ロットサイズ100個
→50個できたら運搬
となり、50個たまるまでの時間は変わりません。
製造ロットサイズを小さくすると品種を切り替える時期は変わりますが、それだけで部品の後工程への到達時刻が早くなるとはいえません。
b 運搬ロットサイズを半減する。
正しいです。
現在は、50個たまってから後工程へ運んでいます。
運搬ロットサイズを半分の25個にすれば、
50個できるまで待つ
↓
25個できたら運ぶ
ことができます。
加工速度が同じなら、25個が完成する時刻は50個が完成する時刻より早いため、コンベヤによる運搬を早く開始できます。
その結果、部品の後工程への到達時刻も早くなります。
c コンベヤでの運搬距離を半減する。
正しいです。
コンベヤの運搬時間は、
運搬距離÷運搬速度
で決まります。
問題ではコンベヤの運搬速度は変わらないとされています。
そのため、運搬距離を半分にすれば、コンベヤで運ばれる時間も半分になります。
したがって、部品を後工程へより早く到達させることができます。
この問題では、製造ロットと運搬ロットの違いが重要です。
製造ロットサイズは、同じ種類の部品を何個まとめて製造するかを表します。
運搬ロットサイズは、何個たまった段階で後工程へ運ぶかを表します。
製造ロットサイズを200個から100個にしても、50個たまってから運ぶという条件が変わらないため、運搬開始時刻は早まりません。
一方、
運搬ロットサイズを50個から25個にする
→より少ない個数で運搬を開始できる
コンベヤの運搬距離を短くする
→運搬そのものにかかる時間が短くなる
ため、どちらも後工程への到達時刻を早めることができます。
したがって、正誤の組み合わせは「a:誤 b:正 c:正」です。
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