中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問108 (運営管理 問17)
問題文
次の図は、製品1と製品2の、ある年の月ごとの出荷量実績をそれぞれ折れ線グラフで示したものである。また、各製品に対して、移動平均法(過去3期の平均)、指数平滑法(平滑化係数α=0.8)、指数平滑法(平滑化係数α=0.2)の3種類を適用した予測出荷量のグラフをa~cに示す。このとき、各グラフと適用した方法の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、3つの方法の比較が可能になる4月以降の適用結果に基づいてグラフを描いている。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問108(運営管理 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図は、製品1と製品2の、ある年の月ごとの出荷量実績をそれぞれ折れ線グラフで示したものである。また、各製品に対して、移動平均法(過去3期の平均)、指数平滑法(平滑化係数α=0.8)、指数平滑法(平滑化係数α=0.2)の3種類を適用した予測出荷量のグラフをa~cに示す。このとき、各グラフと適用した方法の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。ただし、3つの方法の比較が可能になる4月以降の適用結果に基づいてグラフを描いている。
- a:移動平均法(過去3期の平均) b:指数平滑法(平滑化係数α=0.2) c:指数平滑法(平滑化係数α=0.8)
- a:移動平均法(過去3期の平均) b:指数平滑法(平滑化係数α=0.8) c:指数平滑法(平滑化係数α=0.2)
- a:指数平滑法(平滑化係数α=0.2) b:移動平均法(過去3期の平均) c:指数平滑法(平滑化係数α=0.8)
- a:指数平滑法(平滑化係数α=0.2) b:指数平滑法(平滑化係数α=0.8) c:移動平均法(過去3期の平均)
- a:指数平滑法(平滑化係数α=0.8) b:指数平滑法(平滑化係数α=0.2) c:移動平均法(過去3期の平均)
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この過去問の解説 (1件)
01
「a:指数平滑法(平滑化係数α=0.2) b:指数平滑法(平滑化係数α=0.8) c:移動平均法(過去3期の平均)」の組み合わせが当てはまります。
この問題では、3つの予測方法について、実績の変化にどのくらい速く反応するかを見ることがポイントです。
特に製品2は、5月まで20前後だった出荷量が6月に約60まで急増しているため、各方法の違いが分かりやすく表れています。
指数平滑法では、αが大きいほど直近の実績を強く反映するため、α=0.8は実績の変化に素早く追随します。
反対に、α=0.2は過去の予測値の影響を強く残すため、変化がゆるやかになります。
また、過去3期の移動平均法では、急な変化が起きても、3期分の平均を使うため、数期かけて予測値が変化します。
適切です。
グラフaは、製品2の実績が約20から約60へ急増しても、予測値が少しずつ上昇しています。
これは、直近の実績に与える重みが小さいα=0.2の指数平滑法の特徴です。
グラフbは、実績が急増した直後に予測値も大きく上昇しています。
これは、直近の実績を強く反映するα=0.8の指数平滑法です。
グラフcは、急増後に数期かけて予測値が段階的に上昇しています。
これは、直近3期の平均を使う移動平均法の特徴です。
例えば製品2では、4月=25、5月=20、6月=60程度なので、7月の3期移動平均は、
(25+20+60)÷3
=35
程度になります。
さらに、7月の実績が約65なら、8月の予測は、
(20+60+65)÷3
=約48
となります。
このように、グラフcの段階的な上昇と一致します。
3つの予測方法は、実績の変化への反応の仕方で見分けると分かりやすいです。
指数平滑法のα=0.8は、直近の実績を強く反映するため、急な変化に素早く追随します。
指数平滑法のα=0.2は、過去の予測値の影響が大きく残るため、変化がゆるやかになります。
過去3期の移動平均法は、直近3期の平均を使うため、急な変化が起きても数期かけて予測値に反映されます。
図では、
a=指数平滑法(α=0.2)
b=指数平滑法(α=0.8)
c=移動平均法(過去3期の平均)
となります。
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