中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問107 (運営管理 問16)
問題文
ある加工設備において、現状よりも生産数量を増加させることを目指している。そこで、2つの水準を持つ4つの加工条件(刃物の種類、加工速度、加工手順、治具の種類)について、直交表を用いた実験計画法によってさらに良い条件の組み合わせを探すこととした。実験回数を削減するために2水準系のL8直交配列表を用いた実験を計画した。調べたい因子および交互作用は、下表のとおりである。
下図に示す線点図を用いて、因子Aを直交表の1列目、因子Bを2列目、因子Bと因子Cの交互作用を6列目に割り付けるとき、5列目と7列目への割り付けの組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
下図に示す線点図を用いて、因子Aを直交表の1列目、因子Bを2列目、因子Bと因子Cの交互作用を6列目に割り付けるとき、5列目と7列目への割り付けの組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
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問題
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中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問107(運営管理 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
ある加工設備において、現状よりも生産数量を増加させることを目指している。そこで、2つの水準を持つ4つの加工条件(刃物の種類、加工速度、加工手順、治具の種類)について、直交表を用いた実験計画法によってさらに良い条件の組み合わせを探すこととした。実験回数を削減するために2水準系のL8直交配列表を用いた実験を計画した。調べたい因子および交互作用は、下表のとおりである。
下図に示す線点図を用いて、因子Aを直交表の1列目、因子Bを2列目、因子Bと因子Cの交互作用を6列目に割り付けるとき、5列目と7列目への割り付けの組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
下図に示す線点図を用いて、因子Aを直交表の1列目、因子Bを2列目、因子Bと因子Cの交互作用を6列目に割り付けるとき、5列目と7列目への割り付けの組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。
- 5列目:A✕B 7列目:誤差
- 5列目:C 7列目:D
- 5列目:D 7列目:C
- 5列目:D 7列目:誤差
- 5列目:誤差 7列目:D
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この過去問の解説 (1件)
01
「5列目:誤差 7列目:D」の組み合わせが当てはまります。
この問題では、L8直交配列表の線点図を使って、因子を点に、交互作用を点と点を結ぶ線に割り付けることがポイントです。
図では、因子Aが1列目、因子Bが2列目に割り付けられ、BとCの交互作用が6列目に指定されています。
この条件から、因子C、A×B、因子D、誤差を順に割り付けていきます。
・割り付けの考え方
まず、因子Aは1列目、因子Bは2列目です。
線点図を見ると、1列目と2列目を結ぶ線が3列目になっています。
したがって、
1列目:A
2列目:B
3列目:A×B
となります。
次に、B×Cが6列目と指定されています。
線点図では、6列目の線は2列目と4列目を結んでいます。
2列目にはBが入っているため、4列目にはCを割り付ければ、
2列目:B
4列目:C
6列目:B×C
となります。
ここまでで、
1列目:A
2列目:B
3列目:A×B
4列目:C
6列目:B×C
が決まります。
次に5列目を見ると、線点図では1列目と4列目を結ぶ線です。
つまり、本来は、
1列目のA×4列目のC
=A×C
に対応する列です。
しかし、この問題で調べたい交互作用はA×BとB×Cだけであり、A×Cは調べる対象ではありません。
そのため、5列目は誤差として扱います。
最後に、線点図で独立している7列目には、残っている因子Dを割り付けます。
したがって、
5列目:誤差
7列目:D
となります。
不適切です。
A×Bは、1列目のAと2列目のBを結ぶ3列目に割り付けられます。
そのため、5列目をA×Bとすることはできません。
不適切です。
B×Cが6列目になるためには、線点図からCを4列目に割り付ける必要があります。
したがって、Cを5列目に割り付けることはできません。
不適切です。
Cは、B×Cを6列目にするために4列目へ割り付ける必要があります。
したがって、7列目をCとすることはできません。
不適切です。
5列目は、1列目のAと4列目のCの交互作用であるA×Cに対応する列です。
今回はA×Cを調べないため、この列を誤差として残します。
Dは、他の因子や交互作用と重ならない7列目に割り付けます。
適切です。
割り付けを整理すると、
1列目:A
2列目:B
3列目:A×B
4列目:C
5列目:誤差
6列目:B×C
7列目:D
となります。
調べたい4つの因子A~Dと、2つの交互作用A×B、B×Cをすべて割り付け、残った5列目を誤差として使うことができます。
線点図では、点が因子、点を結ぶ線が交互作用を表します。
Aを1列目、Bを2列目にすると、その交互作用A×Bは3列目です。
また、B×Cを6列目にするためには、Cを4列目に割り付けます。
すると5列目はA×Cに対応しますが、今回はA×Cを調べないため誤差として扱います。
残った因子Dは、独立した7列目に割り付けます。
したがって、最も適切な組み合わせは、「5列目:誤差 7列目:D」です。
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