中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問102 (運営管理 問11)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問102(運営管理 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

金属を加工する設備に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 研削盤とは、他の工作機械で既に加工された工作物をさらに高い精度や良い面粗度に加工したり、熱処理や表面処理が施されて切削加工ができない工作物の加工を行う装置のことである。
  • フライス盤とは、複数の切削工具を自動で交換しながら、穴あけ・溝加工・ねじ加工などの工程を連続して実行できる高度な自動加工装置のことである。
  • ボール盤とは、回転する刃物を用いて、平面・溝・段差などを切削し、さまざまな形状を加工できる汎用性の高い装置のことである。
  • ホブ盤とは、先端工具を高速回転させて金属や樹脂に穴をあけることに特化した装置のことである。
  • マシニングセンタとは、歯形を削り出すための工具を連続的に噛み合わせながら加工を進め、歯車専用の形状を効率的に生成する装置のことである。

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この過去問の解説 (1件)

01

「研削盤とは、他の工作機械で既に加工された工作物をさらに高い精度や良い面粗度に加工したり、熱処理や表面処理が施されて切削加工ができない工作物の加工を行う装置のことである。」が当てはまります。

研削盤は、砥石を高速で回転させて工作物の表面を少しずつ削る機械です。

主に、高い寸法精度や滑らかな仕上げ面が必要な加工に使われます。

選択肢1. 研削盤とは、他の工作機械で既に加工された工作物をさらに高い精度や良い面粗度に加工したり、熱処理や表面処理が施されて切削加工ができない工作物の加工を行う装置のことである。

適切です。

研削盤は、砥石を使って工作物を削る工作機械です。

旋盤やフライス盤などで加工した後に、さらに寸法精度を高めたり、表面を滑らかに仕上げたりする場合に使われます。

また、焼入れなどによって硬くなった材料のように、通常の切削工具では加工しにくい工作物の仕上げにも適しています。

そのため、高精度加工や仕上げ加工に向いた設備といえます。

選択肢2. フライス盤とは、複数の切削工具を自動で交換しながら、穴あけ・溝加工・ねじ加工などの工程を連続して実行できる高度な自動加工装置のことである。

不適切です。

この説明は、主にマシニングセンタの特徴です。

マシニングセンタは、自動工具交換装置を備え、複数の工具を使い分けながら、穴あけ、溝加工、ねじ加工などを連続して行えます。

一方、フライス盤は、回転するフライスという刃物を使い、平面や溝、段差などを加工する工作機械です。

選択肢3. ボール盤とは、回転する刃物を用いて、平面・溝・段差などを切削し、さまざまな形状を加工できる汎用性の高い装置のことである。

不適切です。

この説明は、主にフライス盤の特徴です。

ボール盤は、ドリルなどの工具を回転させて、工作物に穴をあけることを中心とした工作機械です。

平面や溝、段差などを幅広く加工する機械ではありません。

選択肢4. ホブ盤とは、先端工具を高速回転させて金属や樹脂に穴をあけることに特化した装置のことである。

不適切です。

この説明は、ボール盤の特徴です。

ホブ盤は、ホブと呼ばれる歯切り工具を使って、歯車の歯を加工するための工作機械です。

穴あけを専門とする設備ではありません。

選択肢5. マシニングセンタとは、歯形を削り出すための工具を連続的に噛み合わせながら加工を進め、歯車専用の形状を効率的に生成する装置のことである。

不適切です。

この説明は、ホブ盤の特徴です。

ホブ盤では、ホブという工具と工作物を一定の関係で回転させながら、歯車の歯形を連続的に削り出します。

一方、マシニングセンタは、複数の工具を自動で交換しながら、穴あけ、フライス加工、ねじ加工などを連続して行う工作機械です。

まとめ

金属加工設備は、それぞれ得意な加工が異なります。

研削盤は、高精度な仕上げや滑らかな表面をつくる加工に使います。

フライス盤は、平面、溝、段差などの加工に使います。

ボール盤は、主に穴あけ加工に使います。

ホブ盤は、歯車の歯を加工するための機械です。

マシニングセンタは、工具を自動交換しながら、複数の加工を連続して行える設備です。

したがって、研削盤について述べた記述が最も適切です。

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