中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問99 (運営管理 問8)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問99(運営管理 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

1人の作業者が組み立てに従事する職場において、ある製品の組み立ての標準時間を算定するための時間研究を実施した。
製品を150個組み立てる作業を観測したところ、次の結果が得られた。

主作業時間   2.3時間
付随作業時間  0.7時間
準備段取り作業時間  1.0時間

さらに、この職場の余裕率を算定するために、非作業時間を除いた実動時間の中で、観測回数が500回のワークサンプリングを実施したところ、余裕に相当するサンプルが100個得られた。
この下での組立作業の標準時間(分/個)として、最も適切なものはどれか。ただし、レイティング係数は0.75として標準時間を算定すること。
  • 0.90分/個
  • 0.96分/個
  • 1.20分/個
  • 1.50分/個
  • 1.60分/個

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この過去問の解説 (1件)

01

「1.50分/個」が当てはまります。

この問題では、まず主作業・付随作業・準備段取り作業を合計して、1個当たりの観測時間を求めます。

その後、レイティング係数0.75を掛けて正味時間を求め、さらにワークサンプリングから求めた余裕率を加えて標準時間を計算します。

計算

まず、150個を組み立てるためにかかった作業時間を合計します。

主作業時間
2.3時間

付随作業時間
0.7時間

準備段取り作業時間
1.0時間

したがって、合計は、

2.3+0.7+1.0
=4.0時間

です。

これを分に直すと、

4.0×60
=240分

となります。

150個を生産しているので、1個当たりの観測時間は、

240÷150
=1.6分/個

です。

次に、レイティング係数0.75を掛けます。

1.6×0.75
=1.2分/個

これが余裕を加える前の正味時間です。

次に、余裕率を求めます。

ワークサンプリングは500回行い、そのうち余裕に相当するものが100回なので、通常の作業に相当するものは、

500-100
=400回

です。

したがって、正味時間に対する余裕率は、

100÷400
=0.25=25%

です。

標準時間は、

1.2×(1+0.25)
=1.2×1.25
=1.50分/個

となります。

選択肢4. 1.50分/個

適切です。

観測時間は1.6分/個であり、レイティングを行うと、

1.6×0.75=1.2分/個

となります。

余裕率は、

100÷400=25%

なので、

1.2×1.25=1.50分/個

となります。

まとめ

標準時間は、次の順序で求めます。

総観測時間
2.3+0.7+1.0=4.0時間=240分

1個当たりの観測時間
240÷150=1.6分/個

レイティング後の正味時間
1.6×0.75=1.2分/個

余裕率
100÷(500-100)=25%

標準時間
1.2×1.25=1.50分/個

したがって、組立作業の標準時間は1.50分/個となります。

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