中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問43 (財務・会計 問17)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問43(財務・会計 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

当社の製造部門は、Y製品の受注増加に対応するため、現在は使用していない倉庫を活用し、月間800個増産することを検討している。以下の資料に基づき、増産する場合と倉庫を転貸する場合の差額利益として、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。

【資料】
① 遊休倉庫に関するデータ
・当該倉庫に関する月間賃借料は300,000円であるが、増産の有無にかかわらず発生する。
・増産した場合には、追加的に月間80,000円の管理費が発生する。
・増産しない場合、当該倉庫を外部へ転貸できる。月間240,000円の転貸料収入が得られるが、追加的に月間20,000円の管理費が発生する。増産する場合は転貸できない。
② Y製品に関するデータ
・Y製品の販売価格は1,800円であり、単位当たり変動費は1,200円である。
  • 100,000円
  • 180,000円
  • 400,000円
  • 620,000円

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この過去問の解説 (1件)

01

「180,000円」が当てはまります。

この問題では、増産する場合と倉庫を転貸する場合で、変化する収益と費用だけを比べることがポイントです。

倉庫の月間賃借料300,000円は、増産してもしなくても発生するため、比較には影響しません。

まず、Y製品を800個増産した場合の限界利益は、

(1,800円-1,200円)×800個
=600円×800個
=480,000円

です。

ここから増産による追加管理費80,000円を差し引くと、

480,000円-80,000円
=400,000円

となります。

一方、倉庫を転貸した場合は、

240,000円-20,000円
=220,000円

の利益が得られます。

したがって、増産する場合と転貸する場合の差額利益は、

400,000円-220,000円
=180,000円

です。

選択肢2. 180,000円

適切です。

増産する場合の利益増加額は、

480,000円-80,000円
=400,000円

です。

倉庫を転貸する場合の利益は、

240,000円-20,000円
=220,000円

です。

その差は、

400,000円-220,000円
=180,000円

となります。

まとめ

増産する場合の利益は、

(1,800円-1,200円)×800個-80,000円
=400,000円

です。

倉庫を転貸する場合の利益は、

240,000円-20,000円
=220,000円

です。

したがって、差額利益は、

400,000円-220,000円
=180,000円

となります。

なお、倉庫の賃借料300,000円は、どちらを選んでも発生するため、意思決定には影響しない費用として除外するのがポイントです。

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