中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問208 (中小企業経営・中小企業政策 問20(2))

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問208(中小企業経営・中小企業政策 問20(2)) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

(株)日本政策金融公庫国民生活事業が実施している新規開業・スタートアップ支援資金は、新規開業しようとする者、または新規開業して概ね7年以内の者に、貸付利率などに特例を設けることで創業を支援する融資制度である。女性、若年者または高齢者の場合には、運転資金と設備資金(土地取得資金を除く)に特別利率が適用される。貸付期間は( A )(うち据置期間5年以内)、( B )(うち据置期間5年以内)と定められている。ただし、廃業歴などを有するなど一定の要件に該当する場合、運転資金の貸付期間は15年以内(うち据置期間5年以内)となる。

文中の空欄( A )と( B )に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
  • A:運転資金10年以内  B:設備資金15年以内
  • A:運転資金10年以内  B:設備資金20年以内
  • A:運転資金20年以内  B:設備資金20年以内
  • A:運転資金20年以内  B:設備資金25年以内

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この過去問の解説 (2件)

01

本問は、2024年版中小企業施策利用ガイドブック(中小企業白書・小規模企業白書に関連する施策集)等に記載されている、日本政策金融公庫(国民生活事業)の「新規開業資金」の融資条件(返済期間)に関する知識を問うものです。

特に、2024年(令和6年)4月1日の制度改正により、運転資金の返済期間が延長された点を知っているかが鍵となる最新の時事論点です。

 

新規開業資金の返済期間(2024年4月改定)

日本政策金融公庫(国民生活事業)の「新規開業資金」は、2024年4月に制度内容が拡充されました。これに伴い、返済期間は以下の通り設定されています。

●設備資金(空欄B):従来より変更なく、「20年以内」(うち据置期間5年以内)です。

運転資金(空欄A):従来は原則「7年以内」でしたが、創業期の資金繰りを安定させるため、2024年4月より「10年以内」(うち据置期間5年以内)へと延長されました。

※なお、問題文にある「廃業歴などを有する(再挑戦支援)」などの特定要件に該当する場合は、運転資金の期間がさらに長く「15年以内」となる特例があります。



 

選択肢1. A:運転資金10年以内  B:設備資金15年以内

誤り

 

A(運転資金10年):正しいです。

B(設備資金15年):誤りです。設備資金の返済期間は「20年以内」です。

選択肢2. A:運転資金10年以内  B:設備資金20年以内

正解です

 

A(運転資金10年):正しいです。2024年4月の改定により、標準の運転資金返済期間は7年から10年に延長されました。

B(設備資金20年):正しいです。設備資金の返済期間は20年です。

 

選択肢3. A:運転資金20年以内  B:設備資金20年以内

誤り

 

A(運転資金20年):誤りです。運転資金は10年以内です。

B(設備資金20年):正しいです。

選択肢4. A:運転資金20年以内  B:設備資金25年以内

誤り

 

A(運転資金20年):誤りです。

B(設備資金25年):誤りです。

まとめ

日本政策金融公庫(国民生活事業)の新規開業資金における返済期間は以下の通りです。

 

運転資金:10年以内 (※2024年度から7年→10年に延長)

設備資金:20年以内

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02

前問に引き続き、新規開業・スタートアップ支援資金からの出題です。

 

出所:日本政策金融公庫:「新規開業・スタートアップ支援資金」に関するお知らせ

https://www.jfc.go.jp/n/finance/startuppop/news/topics250303.html

 

本問で問われている貸付期間については、上記URL内の表「ご返済期間」に記載があります。

・設備資金20年以内

・運転資金10年以内

 

※大規模な設備投資をしやすくするため、貸付期間が20年以内の長期間に設定されていると理解すれば暗記しやすいと思います。

選択肢1. A:運転資金10年以内  B:設備資金15年以内

冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「A:運転資金10年以内 B:設備資金20年以内」であるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. A:運転資金10年以内  B:設備資金20年以内

冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「A:運転資金10年以内 B:設備資金20年以内」であるため正解の選択肢となります。

選択肢3. A:運転資金20年以内  B:設備資金20年以内

冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「A:運転資金10年以内 B:設備資金20年以内」であるため不適切な選択肢となります。

選択肢4. A:運転資金20年以内  B:設備資金25年以内

冒頭の解説より、最も適切な語句の組み合わせは「A:運転資金10年以内 B:設備資金20年以内」であるため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

新規開業・スタートアップ支援資金は、旧名称は「新規開業資金」です。(2025年3月に現在の名称に変更となっています)

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