中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問196 (中小企業経営・中小企業政策 問10)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問196(中小企業経営・中小企業政策 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

財務省「法人企業統計調査年報」に基づき、中規模企業の借入金依存度と1社当たり総資産の金額それぞれについて、2006年度と2022年度を比較した場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、ここでは、金融業・保険業を除く資本金1,000万円以上1億円未満の企業を中規模企業とする。また、借入金依存度とは、金融機関借入金、その他の借入金、社債の合計額を、負債及び純資産の合計額で除したものである。
  • 中規模企業の借入金依存度は上昇、1社当たり総資産の金額は減少している。
  • 中規模企業の借入金依存度は上昇、1社当たり総資産の金額は増加している。
  • 中規模企業の借入金依存度は低下、1社当たり総資産の金額は減少している。
  • 中規模企業の借入金依存度は低下、1社当たり総資産の金額は増加している。

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この過去問の解説 (1件)

01

中小企業の借入金依存度は、リーマンショック後に一時的に上がりましたが、トレンドとしては低下傾向です。

(参考HP:中小企業庁:2021年版「中小企業白書」 第1節 中小企業の財務基盤・収益構造と財務分析の重要性

 

借入を減らして自己資本を上げるという財務体質の健全な経営が達成されつつあるということが読み取れます。

選択肢4. 中規模企業の借入金依存度は低下、1社当たり総資産の金額は増加している。

上記より、これが正解です。

まとめ

トレンドとしては、全体として財務基盤がよくなってきている、ということをおさえましょう。

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