中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問183 (経営情報システム 問23)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問183(経営情報システム 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

ある中小企業では、完成時総予算が1,080万円で、期間が半年の4つのプロジェクトA、B、C、Dが実施されている。プロジェクト期間がちょうど半分を経過した時点で、各プロジェクトの進捗をまとめたところ、次の表が得られた。

このままのコスト効率でプロジェクトが進んでいくとすると、プロジェクト完了時の総コストは、いくらになると予測されるか。予測される総コストを小さい順に並べたものとして、最も適切なものを選べ。
問題文の画像
  • A、B、C、D
  • A、B、D、C
  • B、A、C、D
  • B、C、A、D
  • B、C、D、A

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この過去問の解説 (1件)

01

しばしば経営情報システムで出てくる公式EAC = BAC × AC / EVを覚えていれば簡単に解ける問題です。

筆者はもう力技でごり押しして、「AC」が3つ並んでいるのをエック、バック、アックと並べて、「EV」がエレベータの略とみなして、エレベータの上にバック、アックが乗っているイメージをして覚えたりしていました。

 

総コストEACをそれぞれプロジェクトA~Dに対して求めていくのですが、BACは全部同じなので、AC/EVだけ求めてそれの大小で比較します。

 

A:

AC/EV=600/540

 

B:

AC/EV=400/432

 

C:

AC/EV=512/540

 

D:

AC/EV=512/480

 

これで、とりあえずAとBで比較すると、計算するまでもなくAは1を超えてBは1より小さいのでB<Aとなり、

同様にCも1より小さいのでC<Aとなります。

Dは1より大きいので、選択肢も併せて読むと、Bが最も小さいとなっていて、なおかつCがその次に小さいとなっている選択肢に絞られます。

 

あとはAとDとの比較ですが、Aのほうが分母に対する分子の値が大きいので、感覚的にD<Aとなり、答えがこれで出ます。

選択肢5. B、C、D、A

これが正解です。

まとめ

正直に計算してもいいのですが、本番では時間との勝負。

全部いちいち計算しなくても答えを出せるテクニックも重要です。

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