中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問181 (経営情報システム 問21)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問181(経営情報システム 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

2024年9月に、経済産業省は「デジタルガバナンス・コード3.0~DX経営による企業価値向上に向けて~」を公開した。デジタルガバナンス・コード3.0では、デジタルガバナンス・コード2.0の柱立てを見直し、DX(Digital Transformation)経営に求められる5つの柱を示している。以下に示す5つの柱の空欄( A )~( C )に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

1.経営ビジョン・ビジネスモデルの策定
2.DX戦略の策定
3.( A )
3-1.組織づくり
3-2.( B )
3-3.ITシステム・サイバーセキュリティ
4.成果指標の設定・DX戦略の見直し
5.( C )
  • A:DX戦略の推進  B:デジタル技術活用環境の整備  C:経営者の情報発信
  • A:DX戦略の推進  B:デジタル技術活用環境の整備  C:ステークホルダーとの対話
  • A:DX戦略の推進  B:デジタル人材の育成・確保  C:ステークホルダーとの対話
  • A:企業文化に関する方策  B:DX戦略の推進  C:経営者の情報発信
  • A:企業文化に関する方策  B:デジタル人材の育成・確保  C:経営者の情報発信

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

デジタルガバナンス・コード3.0を読んだことがない受験生の方も多くいらっしゃると思いますが、

特に読んだことがなくても、文章から類推して答えを導けます。

 

まず、2.でDX戦略の策定をしたのですから、策定したらそれを実行すべきです。

したがって、それに相当するフレーズのDX戦略の推進が3.に入るべきでしょう。

 

続いて3-2.に入るべきフレーズですが、

3-1.で組織づくりをしています。

組織を作ったら、その次は普通は人材の整備です。

となると3-2.に入るべきは、デジタル人材の育成・確保です。

 

最後の5.に入るべきですが、昨今のビジネスで重要視されるのは、顧客等との対話です。

一方的に発信しているだけでは足りません。

したがって、5.に入るべきは、経営者の一方的な発信ではなく、ステークホルダーとの対話です。

選択肢3. A:DX戦略の推進  B:デジタル人材の育成・確保  C:ステークホルダーとの対話

上記より、これが正解です。

まとめ

このように、文章から類推して解ける問題もあるので、本番で知らない知識から出題されても、あきらめずに粘りましょう。

参考になった数0