中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問177 (経営情報システム 問17)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問177(経営情報システム 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

情報システムの概念やそれに使われる技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • ARとは、現実世界をコンピュータによって創り出された仮想空間に完全に置き換えることで、あたかも現実であるかのように疑似体験できる技術のことである。
  • CTIとは、クラウドコンピューティングを利用した財務会計専用システムのことである。
  • RPAとは、自律走行ロボットを使った工場・倉庫用の自動搬送システムのことである。
  • SEOとは、顧客データを一元管理することで、顧客に合った商品やサービスを提案するOne to Oneマーケティングシステムのことである。
  • SFAとは、営業支援システムのことであり、営業担当者の行動管理や商談の進捗状況管理などの機能を有する。

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この過去問の解説 (1件)

01

経営の文脈で使われるようになっているIT関連用語の雑多な知識を問う問題です。

選択肢1. ARとは、現実世界をコンピュータによって創り出された仮想空間に完全に置き換えることで、あたかも現実であるかのように疑似体験できる技術のことである。

誤りです。

一見正しそうですがひっかからないでください。

これはVR(仮想現実) の説明です。

AR(Augmented Reality)は、あくまで現実世界の中で、コンピュータによって作り出された情報を重ねて表示する技術です。

選択肢2. CTIとは、クラウドコンピューティングを利用した財務会計専用システムのことである。

誤りです。

CTI(Computer Telephony Integration)とは、コンピュータと電話を統合する技術のことです。

選択肢3. RPAとは、自律走行ロボットを使った工場・倉庫用の自動搬送システムのことである。

誤りです。

RPA(Robotic Process Automation)とは、PC上の定型業務を自動的に処理するロボットのことです。

選択肢は、AGV(Automated Guided Vehicle)のことです。

選択肢4. SEOとは、顧客データを一元管理することで、顧客に合った商品やサービスを提案するOne to Oneマーケティングシステムのことである。

誤りです。

SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化のことで、検索結果で上位表示させる施策のことです。

選択肢は、CRM(Customer Relationship Management)の説明です。

選択肢5. SFAとは、営業支援システムのことであり、営業担当者の行動管理や商談の進捗状況管理などの機能を有する。

正しいです。

SFA(Sales Force Automation)とは、営業支援システムのことです。

営業活動の可視化、行動管理、商談管理、見込み客管理などを行います。

まとめ

ビジネスで使われるIT用語を普段から意識しておくと、どうにか選択肢を絞れると思います。

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