中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問166 (経営情報システム 問6)
問題文
a コンソーシアム型ブロックチェーンでは、誰もがブロックチェーン上のデータを読むことも書き込むこともできる。
b パブリック型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、コンセンサスアルゴリズムによる正当性の承認が必要になる。
c プライベート型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、ネットワーク参加者全員による承認が必ず必要になる。
d NFTは、契約または合意の条件に基づき、ブロックチェーン上で自動的に取引を処理・実行・記録するコンピュータプログラムである。
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問166(経営情報システム 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
a コンソーシアム型ブロックチェーンでは、誰もがブロックチェーン上のデータを読むことも書き込むこともできる。
b パブリック型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、コンセンサスアルゴリズムによる正当性の承認が必要になる。
c プライベート型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、ネットワーク参加者全員による承認が必ず必要になる。
d NFTは、契約または合意の条件に基づき、ブロックチェーン上で自動的に取引を処理・実行・記録するコンピュータプログラムである。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (1件)
01
ブロックチェーン技術は最近ますます重要になってきており、試験対策上も重要分野といえるでしょう。
a:誤りです。
コンソーシアム型は特定の組織間で管理されるブロックチェーンで、誰もが自由に読み書きできるわけではありません。
コンソーシアムとは共同体のことを意味する用語ですので、何か特定のグループだけが使える、というイメージを持てば、「誰もが」というところで引っかかるかと思います。
b:正しいです。
パブリック型は、誰でも参加可能です。ただし、取引の承認には参加者の合意が必要です。
たとえばビットコインでは、プルーフオブワーク(PoW)が採用されています。
c:誤りです。
プライベート型は、管理者や限られたノードが承認権を持つため、参加者全員の承認は必須ではありません。
プライベート、という一部の間で閉鎖されたイメージから、「ネットワーク参加者全員」というところで引っかかるかと思います。
d:誤りです。
NFT(Non-Fungible Token)は「非代替性トークン」であって、取引の自動実行機能そのものではありません。
この説明文は、スマートコントラクトの定義です。
上記より、これが正解となります。
ブロックチェーン技術は重要になってきているので、ぜひ対策を万全にしましょう。
経営情報システムに出てくる用語は、キーワードの語感からのイメージで覚えていくと、勉強が楽になります。
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