中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問165 (経営情報システム 問5)
問題文
a データ転送において信頼性よりも速度を重視し、通信の確認や再送制御を行わず、リアルタイム性が求められる場面で用いられる通信プロトコル。
b ネットワークに接続する機器に、IPアドレスなど通信に必要な設定情報を自動的に割り当てるために用いられる通信プロトコル。
c ネットワーク上で、正しい宛先にデータパケットを届けるために必要な経路選択およびアドレス指定を行うために用いられる通信プロトコル。
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問165(経営情報システム 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
a データ転送において信頼性よりも速度を重視し、通信の確認や再送制御を行わず、リアルタイム性が求められる場面で用いられる通信プロトコル。
b ネットワークに接続する機器に、IPアドレスなど通信に必要な設定情報を自動的に割り当てるために用いられる通信プロトコル。
c ネットワーク上で、正しい宛先にデータパケットを届けるために必要な経路選択およびアドレス指定を行うために用いられる通信プロトコル。
- a:TCP b:SNMP c:ARP
- a:TCP b:SNMP c:IP
- a:UDP b:DHCP c:ARP
- a:UDP b:DHCP c:IP
- a:UDP b:SNMP c:ARP
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この過去問の解説 (1件)
01
テキストにも出ている基本的なプロトコルですので、この問題は確実に正答したいです。
a:
信頼性より速度重視、再送制御なし、リアルタイム性向き、という条件から、UDP(User Datagram Protocol)です。
逆に、再送制御などを行って信頼性を担保しようとするのは、TCP(Transmission Control Protocol)です。
b:
IPアドレスなどの設定情報を自動割り当てるのは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)です。
自動的に割り当てるというその積極性から、ダイナミック(Dynamic)、のイメージで覚えやすいですね。
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、ネットワーク機器(ルータなど)を監視・管理(マネジメント)するための通信プロトコルです。
c:
正しい宛先にデータを届けるための「経路選択」と「アドレス指定」を行うのは、 IP(Internet Protocol)です。
ARP(Address Resolution Protocol)は、IPアドレスに基づいて、それに対応するMACアドレスを求めるためのプロトコルです。
以上より、これが正解となります。
プロトコルは、略語を丸暗記するより、英単語の意味を知ったほうが覚えやすいです。
遠回りに思えますが、略語よりも、それのもととなった英単語のほうを意識して勉強しましょう。
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