中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問164 (経営情報システム 問4)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問164(経営情報システム 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

Webアプリケーションにおいて、クライアントとサーバ間のデータ交換に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  RESTは、HTTPメソッドを用いることなく、Webアプリケーションを通じてサーバOSが提供する各機能を利用する仕組みである。
b  Web APIは、HTMLとCSSを使用して、クライアント上で動的なWebページ表示を可能にする仕組みである。
c  JSONは、Webアプリケーションのデータ交換に使用されているデータ形式の1つである。
d  HTTPは、リクエストを送信するクライアントとレスポンスを返すサーバが、HTML文書などをやり取りするために用いられるプロトコルである。
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正

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この過去問の解説 (1件)

01

Webアプリケーション関係は頻出分野です。アルファベットの3文字とか4文字とかで表現される専門用語が頻出ですが、それぞれがどんな単語の頭文字であるかを意識すると、意味と単語とで結び付けて記憶しやすくなります。

 

a:誤りです。

REST(Representational State Transfer)は、Webアプリケーションを通じてサーバOSが提供する各機能を利用する仕組みですが、HTTPメソッド(GET, POST, PUT, DELETE など)を利用します。

「HTTPメソッドを用いることなく」という部分が誤りです。

 

b:誤りです。

Web APIは、クライアントとサーバ間のデータ交換の仕組みのことです。
HTMLとCSS で動的なページを作る技術とは関係ありません。
動的なページを作る技術は、たとえばJavaScript等のことです。

 

c:正しいです。

JSON(JavaScript Object Notation)は、Webアプリケーションのデータ交換フォーマットの1つです。

他に、XML、HTMLなどもあります。

 

d:正しいです。

HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、クライアントがリクエスト送信、サーバがレスポンス返却するためのWeb通信プロトコルです。HTML文書などのデータをやり取りするのに使われるのも正しいです。

他に、クライアントとサーバ間の通信プロトコルとして、WebSocket、SMTP、SSHなど、さまざまあります。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

上記より、これが正答となります。

まとめ

各種プロトコルは、頭文字がどのような英単語の略字なのかを意識すると、理解が進むと思います。

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