中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問161 (経営情報システム 問1)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問161(経営情報システム 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

PCやスマートフォンなどに周辺機器を接続するUSBに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  USBは、上位規格のポートに下位規格のケーブルを介して下位規格の周辺機器を接続する場合、通信速度は最も上位の規格に依存する。
b  USBは、PCやスマートフォンなどの電源を入れたまま周辺機器が接続できるホットプラグ対応のシリアルインタフェースである。
c  USB Type−Cのコネクタは、PCやスマートフォンなどのUSB Type−Cのポートに上下どちらの向きでも差し込むことができる。
d  すべてのUSB Type−Cのポートは、USB Power Delivery規格に対応しているので、USB Type−Cのケーブルを介して外部ディスプレイモニタに映像を出力することができる。
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正

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この過去問の解説 (1件)

01

経営情報システムでUSBは頻出分野なので、必ずチェックしておきましょう。

 

a:誤

USBに限らずですが、全体の通信速度は最も遅いボトルネックのところに依存します。一部分の通信速度がどんなに速くても、他の一部分が遅ければ、結局はその部分で通信速度が遅くなってしまいます。

したがって、この場合、通信速度は「最も上位」ではなく「最も下位」の規格に依存することになります。

 

b:正

普段使っているUSBを思い出せばなんとなくわかると思います。PCを使ったままUSBを抜き差しすることは可能です。

 

c:正

これも、普段使っているUSBのType-Cを思い出せばわかります。上下対称の形状をしているので、どちら向きでも差し込めます。

 

d:誤

聞きなじみがないと難しいかもしれませんが、すべてのType-CのポートがUSB Power Delivery規格に対応しているわけではありません。

また、USB Power Delivery規格は給電に対応した規格であり、ディスプレイモニタに映像を出力する規格(DisplayPort Alt Mode)とは別の話です。

選択肢3. a:誤  b:正  c:正  d:誤

上記より、この組み合わせが正解です。

まとめ

ちなみに、USBの通信速度は、USB2.0(最大速度480 Mbps)からUSB4(最大速度40Gbps)のように、数字が増えるにつれて、通信速度が飛躍的に上がっています。

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