中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問107 (運営管理 問15)
問題文
この結果から読み取れる記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 現状のΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は284である。
b ものの流れが逆行している運搬回数の合計は54である。
c 旋盤とフライス盤の場所を入れ替えることによってΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は12減少する。
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問107(運営管理 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
この結果から読み取れる記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 現状のΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は284である。
b ものの流れが逆行している運搬回数の合計は54である。
c 旋盤とフライス盤の場所を入れ替えることによってΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は12減少する。
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:正 b:誤 c:誤
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (1件)
01
フロムツウチャートとDI(分析)の知識を組み合わせた複合問題です。結論から申し上げますと、計算工程が不可欠で解答群3つとも正誤判断しなければ正答に辿り着けない可能性が高いため、本試験では後回しにすることが無難です。
フロムツウチャートとは、図2にあるようにモノの流れをFrom(出発点)→To(到着点)の2軸の表によって示すものです。
DI分析とは、モノの運搬頻度(Intensity)と距離(Distance)の分析を行い、設備の配置や運搬距離・歩行時間などを最適化する手法です。
a.現状のΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は284である。
→「積の総合計」とありますので、掛け算した数字を足し合わせたものになります。何を掛けるのかというと、図1レイアウト内に明記されている入出庫口と各設備間の距離を掛けます。
※図2フロムツウチャート内の、入庫口(From)から旋盤(To)までの距離は、図1では2mです。入庫口から旋盤にモノが6回運搬されているので、6回×2m=DI値は12となります。以下、同様の手順で入庫口からフライス盤やボール盤までの距離をそれぞれ図1から読み取り、図2の運搬回数に掛け算します。
それらを計算した結果が、以下となります。
・入庫口(From)から旋盤(To)→12(6回×2m)
・入庫口(From)からフライス盤(To)→16(4回×4m)
・入庫口(From)からボール盤(To)→120(20回×6m)
・旋盤(From)から出庫口(To)→72(12回×6m)
・フライス盤(From)から出庫口(To)→16(4回×4m)
・ボール盤(From)から出庫口(To)→16(8回×2m)
・フライス盤(From)から旋盤(To)→32(16回×2m)
以上から、距離と運搬回数の積の総合計は284となります。
b.ものの流れが逆行している運搬回数の合計は54である。
→「ものの流れが逆行している」とは、図2でモノの流れがTo→Fromとなっているということです。つまり、図2の斜線より左下が「ものの流れが逆行している」部分になりますので、解答群a同様に入出庫口と各設備間の距離を掛けます。
それらを計算した結果が、以下となります。
・旋盤(From)からフライス盤(To)→16(回)となります。なお、問われているのは「運搬回数」でありDI値ではありません。(勘違いで×2mをしても解答群bの正誤判断に影響はありませんが、ケアレスミスに注意してください)
c.旋盤とフライス盤の場所を入れ替えることによってΣDI値(距離と運搬回数の積の総合計)は12減少する。
→旋盤とフライス盤の場所を入れ替えた上で、解答群a同様に計算した結果が以下となります。(解答群aから変化があった項目は、太字青色でハイライトしています)
・入庫口(From)からフライス盤(To)→8(4回×2m)
・入庫口(From)から旋盤(To)→24(6回×4m)
・入庫口(From)からボール盤(To)→120(20回×6m)
・旋盤(From)から出庫口(To)→48(12回×4m)
・フライス盤(From)から出庫口(To)→24(4回×6m)
・ボール盤(From)から出庫口(To)→16(8回×2m)
・フライス盤(From)から旋盤(To)→32(16回×2m)
以上から、距離と運搬回数の積の総合計は272となり、DI値は12減少します。
したがって、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」となります。
冒頭の解説より、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」であるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な正誤の組み合わせは「a:正 b:誤 c:正」であるため不適切な選択肢となります。
【補足】
令和6年度第12問に、図が与えられたDI分析の出題があります。(運搬頻度を縦軸、距離を横軸に採った2軸のグラフです)
フロムツウチャートもDI分析も非常に分かりやすく、単独で出題すると正答率が高くなり易いと考えられるため、今回は両者を組み合わせた上で計算させる設定にして難易度を上げてきたものと推測します。
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