中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問105 (運営管理 問13)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問105(運営管理 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
- アーク溶接では、レーザー光を用いて高精度で熱影響の少ない溶接を行う。
- ダイカストでは、高温に加熱した金属をハンマーやプレス機で叩いて製品を整形する。
- 深絞り加工では、平らな金属板をダイの中にパンチで押込み、深さのある容器状の製品を製造する。
- フライス加工では、回転する素材にバイトを当てて円筒形の製品を製造する。
- へら絞り加工では、金属板をパンチとダイで挟み込み、所定の形状に曲げて製品を製造する。
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この過去問の解説 (1件)
01
金属加工技術に関する問題です。あまり出題がない論点であり、製造業に従事したことがない人にとっては正答することは難しい内容です。
「レーザー光を用いて」とあるため、本選択肢はレーザー溶接の記述になり不適切な選択肢となります。
※アーク溶接とは、アーク放電を起こした高温熱で金属を溶かして金属を接合する技術です。
ダイカストでは、溶かした非鉄金属合金(アルミニウム、亜鉛、マグネシウムなど)を精密な金型に高速・高圧で注入して瞬時に成形する鋳造技術のため不適切な選択肢となります。
※ダイカスト(Die Casting)のダイ(Die)には、「金型」という意味があります。
深絞り加工とは、一枚の金属板を金型でプレスして容器のように直径よりも深い(絞り高さが大きい)一体成形品を作る塑性加工技術であるため正解の選択肢となります。
フライス加工では、回転するバイト(工具)に素材を当てて円筒形の製品を製造するため不適切な選択肢となります。
※本選択肢は旋盤加工の記述になります。フライス加工も旋盤加工も共に「回転する」のですが、フライス加工では工具が回転するのに対して旋盤加工では素材が回転します。(逆に言うと、フライス加工では素材が固定されており、旋盤加工では工具が固定されています)
「所定の形状に曲げて」とあるため、本選択肢は曲げ加工の記述になり不適切な選択肢となります。
※へら絞り加工では、回転する金属円板にへらを押し当てて変形させてお椀型や筒状などの回転体を製造します。動画を見ていただくと分かりやすいですが、陶芸の「ろくろ」のイメージに近いです。
【補足】
この論点では、令和元年度第4問、令和2年度第5問、2次試験では令和元年度の事例Ⅲに出題がありますが、久々の出題で令和7年度に受験された方はアンラッキーとしか言いようがありません。
冒頭の解説で述べたように製造業に従事したことがない人にとっては対応が難しく、全部の問題に対応した後の残り時間で内容を判断し、消去法で選択肢を絞り込めると望ましいです。(対応できないと判断した場合は、捨て問扱いで結構です)
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