中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問103 (運営管理 問12(1))

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問103(運営管理 問12(1)) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。なお、解答に際しては次の空表を適宜利用せよ。

フリーロケーション管理が行われている倉庫で、保管時間が表1のように予定されている商品(例えば、商品1は8時00分から11時00分までの間、倉庫に保管される)の保管棚を、以下の条件のもとで決定することを考える。

<条件>
1.商品の入出庫は同一の通用口(以下、「入出庫口」という)を利用する。
2.倉庫には商品の保管棚が4カ所あり、入出庫口と各保管棚との距離は表2のとおりである。
3.1つの棚には同時に2つ以上の商品を保管することはできない。
4.商品の保管棚を決定する際には、指定するルールに従った上で、入出庫口にできるだけ近い利用可能な保管棚を利用する。

商品の保管棚を決定するルールを「保管開始時刻の早い商品から順に保管棚を決定する」にしたときの、商品の総移動距離(5つの商品を入出庫するための総移動距離)と利用する保管棚の数の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 商品の総移動距離:20  利用する保管棚の数:3
  • 商品の総移動距離:20  利用する保管棚の数:4
  • 商品の総移動距離:26  利用する保管棚の数:3
  • 商品の総移動距離:26  利用する保管棚の数:4
  • 商品の総移動距離:28  利用する保管棚の数:4

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この過去問の解説 (1件)

01

フリーロケーション管理に関する問題です。制約条件が4つもあり非常にややこしそうに思われますが、解いてみると結構簡単な内容です。

 

なお、表2に入出庫口と各保管棚との距離が与えられており、入出庫するため2倍(×2)する必要があります。商品の総移動距離は、次のように判断します。

・商品1:8:00に棚1に入庫して11:00に出庫→商品の総移動距離は2

・商品2:8:30に棚2に入庫して12:00に出庫→商品の総移動距離は4

・商品3:9:00に棚3に入庫して10:00に出庫→商品の総移動距離は6

 

そのため、5つの商品をなるべく入出庫口に近い棚1や2に集中させることが望ましいですが、1つの棚には同時に1つの商品しか保管できません。

 

すべての制約条件を踏まえると、以下の内容で5つの商品を保管することがベストです。

・商品1~3までは、表1のとおりに入出庫する

・10:30に入庫する商品4は、棚3に保管する(棚1と2は、10:30時点では利用できない)

・11:30に入庫する商品5は、棚1に保管する(棚1は、11:00以降空いている)

 

この内容を表にプロットすると以下のようになり、棚は3つ利用されています。

棚の位置は、

棚1(距離1):商品1と5

棚2(距離2):商品2

棚3(距離3):商品3と4

のため、商品1から順に(1+2+3+3+1)となり、2倍(×2)すると商品の総移動距離は20となります。

 

※なお、表の1マスを距離1としてカウントすると、商品1:6マス、商品2:7マス、商品3:2マス、商品4:4マス、商品5:3マスの合計22マスとなり該当する選択肢がありませんので、勘違いしないように注意してください。

選択肢1. 商品の総移動距離:20  利用する保管棚の数:3

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「商品の総移動距離:20 利用する保管棚の数:3」のため正解の選択肢となります。

選択肢2. 商品の総移動距離:20  利用する保管棚の数:4

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「商品の総移動距離:20 利用する保管棚の数:3」のため不適切な選択肢となります。

選択肢3. 商品の総移動距離:26  利用する保管棚の数:3

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「商品の総移動距離:20 利用する保管棚の数:3」のため不適切な選択肢となります。

選択肢4. 商品の総移動距離:26  利用する保管棚の数:4

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「商品の総移動距離:20 利用する保管棚の数:3」のため不適切な選択肢となります。

選択肢5. 商品の総移動距離:28  利用する保管棚の数:4

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「商品の総移動距離:20 利用する保管棚の数:3」のため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

過去問題を見る限り、解答用の表が与えられるようなことはまずありませんので、通常は与件文の表に直接書き込むか、自分で問題用紙の余白に表を描くなどして対応する必要があります。(本問は、極めて珍しいケースです)

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