中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問101 (運営管理 問10)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問101(運営管理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

生産システムにおける改善を支援する原則やフレームワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 3Sは、Standardization(標準化)、Synchronization(同期化)、Specialization(専門化)の指針から構成される。
  • ECRSの原則は、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Reschedule(再計画)、Simplify(簡素化)の問い掛けから構成される。
  • シックス・シグマで提唱されるDMAICの最初と最後のステップでは、Design(改善案の設計)とCheck(実行結果の確認)が行われる。
  • 動作経済の原則は、(1)身体の使用に関する原則、(2)作業場所に関する原則、(3)工具および設備の設計に関する原則に大別される。
  • トヨタ生産方式で提唱される7つのムダの中には、設備停止のムダが含まれる。

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この過去問の解説 (1件)

01

改善支援の原則やフレームワークに関する問題です。

選択肢1. 3Sは、Standardization(標準化)、Synchronization(同期化)、Specialization(専門化)の指針から構成される。

3Sは、Standardization(標準化)、Simplification(単純化)、Specialization(専門化)の指針から構成されるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. ECRSの原則は、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Reschedule(再計画)、Simplify(簡素化)の問い掛けから構成される。

ECRSの原則は、Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(交換)、Simplify(簡素化)の問い掛けから構成されるため不適切な選択肢となります。

選択肢3. シックス・シグマで提唱されるDMAICの最初と最後のステップでは、Design(改善案の設計)とCheck(実行結果の確認)が行われる。

シックス・シグマで提唱されるDMAIC(ディーマイック)とは5つのステップから成り、Define(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(管理)のデータに基づいた体系的な問題解決・プロセス改善手法です。

 

最初と最後のステップでは、DefineControlが行われるため不適切な選択肢となります。

選択肢4. 動作経済の原則は、(1)身体の使用に関する原則、(2)作業場所に関する原則、(3)工具および設備の設計に関する原則に大別される。

動作経済の原則とは、人の動きを「4つの基本原則」と「3つの視点」を組み合わせた合計12通りの視点から体系的に研究するための手法です。

 

「4つの基本原則」

・動作の数を減らす
・動作の距離を短くする
・動作を同時に行う
・動作を楽にする

「3つの視点」
動作方法→本選択肢の(1)身体の使用に関する原則
作業場所→本選択肢の(2)作業場所に関する原則
治工具や機械→本選択肢の(3)工具および設備の設計に関する原則

 

以上から、正解の選択肢となります。

選択肢5. トヨタ生産方式で提唱される7つのムダの中には、設備停止のムダが含まれる。

「7つのムダ」とは、頭文字を取って「かざふてつどう(カザフ鉄道)」とも呼ばれます。


か:加工のムダ
ざ:在庫のムダ
ふ:不良・手直しのムダ
て:手待ちのムダ
つ:作りすぎのムダ
ど:動作のムダ
う:運搬のムダ

 

以上から、7つのムダの中には設備停止のムダは含まれないため不適切な選択肢となります。

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