中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問73 (企業経営理論 問23)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問73(企業経営理論 問23) (訂正依頼・報告はこちら)
- 外部環境が変化しているのに、組織内の慣習が従来の安定的かつ効率的な仕事の進め方を維持し強化していることに対して、危機感を抱くから。
- 組織変革によって、従来よりも仕事の成果がうまく出せなくなることを心配するから。
- 組織変革によって、新しい仕事のやり方が少なくとも短期的には従来よりも非効率になると感じるから。
- 組織変革によって、自らの職務にとって未知で不確実な状態がもたらされることに不安を感じるから。
- たとえ客観的に外部環境が変化したとしても、偏った情報を収集したり、情報を偏って解釈したりすることで、従来と同じ環境が現在も継続していると考えるから。
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この過去問の解説 (2件)
01
組織変革に対する抵抗の理由に関する問題です。ここでは最も不適切(抵抗の理由にならないもの)を選ぶ必要があります。
不適切(正解)
環境変化に対して危機感を抱くことは、変革を推進する動機にはなりますが、変革に抵抗する理由にはなりません。
適切(不正解)
自己の能力の不適合や地位の喪失への懸念は、変革に対する強力な個人的抵抗の理由となります。
適切(不正解)
学習コストや一時的な混乱による効率低下への懸念は、理理的な抵抗理由の一つです。
適切(不正解)
人間は未知の状況に対して心理的な不安を感じやすく、これが現状維持を望む抵抗につながります。
適切(不正解)
選択的知覚(自分に都合の良い情報だけを見る)という認知の歪みは、変革の必要性を否定し、抵抗を生む原因となります。
組織変革への抵抗は、心理的な不安と経済的な利害、そして認知の歪みから生じます。
人は今のやり方に習熟しているほど、新しい仕組みがもたらす不確実性を嫌い、無意識に変化を拒む情報の解釈をしてしまう傾向があります。変革を成功させるには、これら負の感情を解消するプロセスが不可欠です。
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02
組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由に関する問題です。普段の業務を通じて本問の各選択肢で述べられているような経験をされたことはあると思いますので、正誤判断しやすいと思います。
ただし、本問では最も「不適切」なものを選択させる設定になっていることに注意してください。(毎年1~3問程度、不適切なものを選択させるパターンの出題があります)
本選択肢は、むしろ組織変革を進めようとする理由となります。(本問では正解の選択肢となります)
既存の取引先回りの営業から、新規開拓を強化する方針に変わったりすると仕事の成果がうまく出せなくなる可能性があり、本問は組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由となります。(本問では不適切な選択肢となります)
新しい仕事のやり方に慣れるまでは、短期的には非効率になると思われるため、本問は組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由となります。(本問では不適切な選択肢となります)
場合によっては自身のポジションが無くなってしまうかも知れないため、本問は組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由となります。(本問では不適切な選択肢となります)
人間は自分にとって都合の悪い情報は受け容れない傾向にあることから、本問は組織における個人が組織変革に抵抗を示す理由となります。(本問では不適切な選択肢となります)
【補足】
どの企業にも共通する論点のため、組織変革の出題頻度は高いです。(どの企業にも共通するが故に、比較的理解しやすい論点です)
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