中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問53 (企業経営理論 問3)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問53(企業経営理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 競合企業には他に将来性が高く注力するべき経営資源があること。
- 自社が歴史的な経緯で長い時間をかけて、独自の経営資源を獲得してきたこと。
- 自社の経営資源がどのように競争優位性につながっているのかが既に明確になっており、業界に知れ渡っていること。
- 自社の経営資源の価値が特定の市場だけに限定されており、他市場では活用できないこと。
- 自社の経営資源を代替できる別の経営資源が外部の企業から調達可能であること。
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この過去問の解説 (1件)
01
VRIOフレームワークは自社の経営資源について、「価値(Value)」「希少性(Rarity)」「模倣困難性(Inimitability)」「組織(Organization)」の4つの視点でどの程度優れているかを分析する際に用います。この問題はその中の模倣困難性を高める要因についての出題です。模倣困難性とは、他社が容易に真似することができない特性を指します。
不適切
競合他社の他の経営資源の将来性が高いことは、模倣困難性を高める要因にはなりません。
適切
模倣困難性を高める要因の基本的な内容です。
不適切
競争優位性の明確さが業界に知れ渡っていることは、模倣困難性を高める要因にはなりません。
不適切
経営資源の価値が特定の市場だけに限定されていることは、模倣困難性を高める要因にはなりません。
不適切
外部の企業から調達可能なものは、模倣困難性の低い経営資源となります。
模倣困難性の高い経営資源は簡単には真似のできない企業にとっての強みとなります。
例えば、長年の歴史で培われたブランド力や信用力、ノウハウや技術、知的財産、地理的条件などが該当します。
問題文が若干わかりづらいこともあるので落ち着いて設問の意味を理解した上で回答すると良いでしょう。
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