中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問50 (財務・会計 問24)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問50(財務・会計 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

スワップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 金利スワップおよび通貨スワップでは、変動金利同士を交換する取引は行われない。
  • 通貨スワップでは、金利だけを交換する取引は行われない。
  • 通常の金利スワップ取引では、取引開始日と取引終了日に元本が交換される。
  • 通常の通貨スワップ取引では、異なる通貨の元本および金利が交換される。

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この過去問の解説 (1件)

01

金利スワップおよび通貨スワップの知識を問う問題です。

 

・金利スワップ

同じ通貨の固定金利と変動金利などを交換する取引

 

・通貨スワップ

円とドルなど異なる通貨の、金利と元本を交換する取引

選択肢1. 金利スワップおよび通貨スワップでは、変動金利同士を交換する取引は行われない。

冒頭の解説より、金利スワップでは変動金利同士を交換する取引が行われるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. 通貨スワップでは、金利だけを交換する取引は行われない。

冒頭の解説より、通貨スワップでは金利を交換する取引が行われるため不適切な選択肢となります。

選択肢3. 通常の金利スワップ取引では、取引開始日と取引終了日に元本が交換される。

冒頭の解説より、通常の金利スワップ取引では元本が交換される取引は行われない不適切な選択肢となります。

 

※「金利」スワップなので、正誤判断はしやすいと思います。

選択肢4. 通常の通貨スワップ取引では、異なる通貨の元本および金利が交換される。

冒頭の解説より、通常の通貨スワップ取引では円とドルなど異なる通貨の元本および金利が交換されるため正解の選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

本問はデリバティブの領域となり、毎年何らかの出題があります。

 

デリバティブでは、オプション取引の出題頻度が高いです。スワップの出題頻度は低いため、まずはオプション取引を押さえてください。

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