中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問41 (財務・会計 問16)
問題文
【当社のデータ】
負債(時価) 5,000万円
株主資本(時価) 5,000万円
発行済株式数 100万株
毎期の1株当たり配当金 5円
税引前の負債コスト 4%
法人税等の実効税率 30%
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問41(財務・会計 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
【当社のデータ】
負債(時価) 5,000万円
株主資本(時価) 5,000万円
発行済株式数 100万株
毎期の1株当たり配当金 5円
税引前の負債コスト 4%
法人税等の実効税率 30%
- 5.6%
- 6.4%
- 6.5%
- 7%
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この過去問の解説 (1件)
01
加重平均資本コスト(WACC)の計算問題です。
WACCの計算式は、以下の通りです。
{株主資本÷(負債+株主資本)×株主資本コスト}+{負債÷(負債+株主資本)×負債コスト}×(1-税率)
与件文に「株主資本コストは配当割引モデルによって求める」とあるため、
株主資本(時価)5,000万円÷発行済株式数100万株=株価50円
毎期の1株当たり配当金5円のため、5÷50=0.1(10%)が株主資本コストと求まります。
与件文で与えられている情報を代入すると、
{5,000÷(5,000+5,000)×10}+{5,000÷(5,000+5,000)×4}×1-0.3
=(1/2×10)+(1/2×2.8)
=5+1.4
=6.4%と求まります。
※今回は株主資本と負債の額が同じなので、解説の都合上わざわざ「5,000÷(5,000+5,000)」と説明していますが、いきなり1/2と省略すれば、その分だけ時間の節約にもなります。
冒頭の解説より、最も適切な加重平均資本コストの値は6.4%であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な加重平均資本コストの値は6.4%であるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な加重平均資本コストの値は6.4%であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、最も適切な加重平均資本コストの値は6.4%であるため不適切な選択肢となります。
【補足】
加重平均資本コストの過去問題を幾つか確認していただければ分かりますが、大体似たような出題パターンです。
また、出題頻度も2~3年に1回程度ありますので、計算式がしっかり頭に入っていれば得点源にしやすい論点です。
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