中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問36 (財務・会計 問11)
問題文
【資料】
・材料の予定消費価格は@1,100円であり、実際消費額の計算は先入先出法を用いている。
・材料の前月繰越高は200,000千円(200千個、@1,000円)である。
・材料の当月購入高は960,000千円(800千個、@1,200円)である。
・材料の当月消費数量は850千個であり、そのうち800千個は直接材料であり、残り50千個は間接材料である。
・棚卸減耗は発生していない。
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問題
中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問36(財務・会計 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
【資料】
・材料の予定消費価格は@1,100円であり、実際消費額の計算は先入先出法を用いている。
・材料の前月繰越高は200,000千円(200千個、@1,000円)である。
・材料の当月購入高は960,000千円(800千個、@1,200円)である。
・材料の当月消費数量は850千個であり、そのうち800千個は直接材料であり、残り50千個は間接材料である。
・棚卸減耗は発生していない。
- 15,000千円
- 45,000千円
- 55,000千円
- 60,000千円
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この過去問の解説 (1件)
01
原価差異に関する問題です。計算過程が必須となるため、問題用紙の余白に以下のようなボックス図を描いて対応します。
繰越200,000千円
(200千個、@1,000円)
当月消費数量〇〇千円
(850千個、@〇〇円)
当月購入960,000千円
(800千個、@1,200円)
当月残〇〇千円
(150千個、@〇〇円)
左辺の合計が1000千個のため、翌月へ繰り越される当月残は差分で150千個と求まります。
当月消費数量は850千個、予定消費価格@1,100円から、850×1,100=935,000円
(800千個は直接材料、50千個は間接材料とありますが、本問では区分する必要はありません。深読みさせて、時間を消費させる意図があるのではないかと思われます)
先入先出法につき繰越分200千個から消費され、当月消費数量は差分の650千個となります。
繰越200,000千円+(650千個×@1,200)=980,000円
935,000円-980,000円=▲45,000円(不利差異)となります。
冒頭の解説より、当月の原価差異は45,000千円(の不利差異)であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、当月の原価差異は45,000千円(の不利差異)であるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、当月の原価差異は45,000千円(の不利差異)であるため不適切な選択肢となります。
冒頭の解説より、当月の原価差異は45,000千円(の不利差異)であるため不適切な選択肢となります。
【補足】
選択肢には金額しか書かれていませんが、過去問題では「有利差異」「不利差異」と記述されている場合もあるため追記しています。
計算しなければならないため時間がかかりますが、毎年のように出題される頻出論点です。必ず正答できるようになるまでトレーニングしてください。
なお、ゼロの単位を切り崩して数字を小さくすると計算が楽になり時間を節約することができます。内容的にどうしても時間がかかってしまうため、対応できればで結構ですが試してみてください。
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