中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問3 (経済学・経済政策 問3)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問3(経済学・経済政策 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、2023年末時点における日本への対内直接投資残高について、その業種別の内訳を示したものである。図中のA~Cに該当する業種の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
  • A:卸売・小売業  B:通信業  C:金融・保険業
  • A:化学・医薬  B:輸送機械器具  C:電気機械器具
  • A:金融・保険業  B:化学・医薬  C:輸送機械器具
  • A:電気機械器具  B:卸売・小売業  C:通信業

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この過去問の解説 (1件)

01

日本への対内直接投資残高に関する問題です。「日本への」とあるように、外国企業が日本国内の企業に投資した金額のことをいいます。

 

逆説的ですが、海外からの資本導入を求める業種に含まれないものは卸売・小売業」と考えられます。卸売・小売業はイオンやファーストリテイリングなど巨大企業が存在しており、海外からの資本導入を必要とする度合いは低いと考えられます。ここから、選択肢は4→2つに絞り込まれます。

 

また、日本は化学・医薬のレベルが高く、相対的に海外からの資本導入を求める優先順位は下がります。

 

以上から、Aには「金融・保険業」が該当します。

選択肢1. A:卸売・小売業  B:通信業  C:金融・保険業

冒頭の解説より、「A:金融・保険業 B:化学・医薬 C:輸送機械器具」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. A:化学・医薬  B:輸送機械器具  C:電気機械器具

冒頭の解説より、「A:金融・保険業 B:化学・医薬 C:輸送機械器具」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

選択肢3. A:金融・保険業  B:化学・医薬  C:輸送機械器具

冒頭の解説より、「A:金融・保険業 B:化学・医薬 C:輸送機械器具」の組み合わせであるため正解の選択肢となります。

選択肢4. A:電気機械器具  B:卸売・小売業  C:通信業

冒頭の解説より、「A:金融・保険業 B:化学・医薬 C:輸送機械器具」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

本問はBとCの割合がほぼ同じでありAで正誤判断するしかなく、やや難易度が高いです。消去法で正答できれば十分です。

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