中小企業診断士 過去問
令和8年度(2026年)
問92 (運営管理 問1)

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問題

中小企業診断士試験 令和8年度(2026年) 問92(運営管理 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

生産指標に関連する記述と用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の選択肢から選べ。

a  素材が準備されてから完成品になるまでの時間を表す数値
b  単位時間に処理される仕事量を表す数値
c  仕事全体を1人の作業者で遂行するのに要する時間を表す数値
d  投入された主原材料の量に対する、その主原材料から実際に産出された製品の量の比率を表す数値
  • a:スループット  b:歩留り     c:工数      d:適合品率
  • a:メイクスパン  b:スループット  c:工程能力指数  d:適合品率
  • a:メイクスパン  b:歩留り     c:リードタイム  d:可用率
  • a:リードタイム  b:スループット  c:工数      d:歩留り
  • a:リードタイム  b:メイクスパン  c:工程能力指数  d:歩留り

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この過去問の解説 (1件)

01

「a:リードタイム b:スループット c:工数 d:歩留り」の組み合わせが当てはまります。

それぞれ、

aは、材料の準備から完成までにかかるリードタイム
bは、一定時間に処理できる量を表すスループット
cは、仕事を行うために必要な作業量を時間で表す工数
dは、投入した材料から実際に製品になった割合を表す歩留り

を指します。

選択肢1. a:スループット  b:歩留り     c:工数      d:適合品率

不適切です。

aの「素材が準備されてから完成品になるまでの時間」は、スループットではなくリードタイムです。

また、bの「単位時間に処理される仕事量」は歩留りではなくスループットです。

cの工数は合っていますが、dの「投入した主原材料に対して実際に産出された製品の割合」は、適合品率ではなく歩留りです。

選択肢2. a:メイクスパン  b:スループット  c:工程能力指数  d:適合品率

不適切です。

bのスループットは合っています。

しかし、aの説明はリードタイムです。

メイクスパンは、生産スケジューリングなどで、複数の仕事を開始してからすべての仕事が終了するまでの総所要時間を表すときに使われます。

また、cの「1人の作業者で仕事全体を行うのに必要な時間」は工程能力指数ではなく工数です。

工程能力指数は、工程のばらつきが規格の範囲に対してどの程度収まっているかを示す指標です。

dも適合品率ではなく歩留りです。

選択肢3. a:メイクスパン  b:歩留り     c:リードタイム  d:可用率

不適切です。

aはメイクスパンではなくリードタイム、bは歩留りではなくスループットです。

また、cはリードタイムではなく工数です。

dの可用率は、設備などが必要なときに使用可能な状態にある割合を表すものであり、材料から製品が得られた割合を表す指標ではありません。

選択肢4. a:リードタイム  b:スループット  c:工数      d:歩留り

適切です。

aのリードタイムは、材料の準備から加工・組立などを経て完成するまでに必要な一連の所要時間を表します。

bのスループットは、1時間当たり何個生産できるかなど、単位時間に処理できる仕事量を表します。

cの工数は、ある仕事を1人で行った場合に何時間必要かというように、作業に必要な量を時間で表したものです。

例えば、1人で10時間かかる仕事なら、10人時の工数となります。

dの歩留りは、投入した材料のうち、実際に製品として得られた割合です。

例えば、原材料100kgから製品90kgが得られた場合、歩留りは90%となります。

選択肢5. a:リードタイム  b:メイクスパン  c:工程能力指数  d:歩留り

不適切です。

aのリードタイムとdの歩留りは合っています。

しかし、bの「単位時間に処理される仕事量」は、メイクスパンではなくスループットです。

また、cの「仕事全体を1人の作業者で遂行するのに要する時間」は、工程能力指数ではなく工数です。

まとめ

生産指標は、何を表しているかを整理すると区別しやすくなります。

リードタイムは、材料の準備から完成までにかかる時間です。

スループットは、単位時間に処理できる仕事量です。

工数は、仕事を行うために必要な作業量を時間で表したものです。

歩留りは、投入した原材料に対して、実際に製品として得られた量の割合です。

したがって、組み合わせは「a:リードタイム b:スループット c:工数 d:歩留り」となります。

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