中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問171 (経営情報システム 問11)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問171(経営情報システム 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

以下に示す表は、ある学校における特定の期間中の開講講座の一覧である。この表に関する正規化の観点からの記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、この表の主キーは「開講コード」であり、また、それぞれの講師は開講コードの異なる同一名の講座を担当することがある。

a  第1正規形である。
b  第2正規形である。
c  第3正規形である。
問題文の画像
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤

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この過去問の解説 (1件)

01

正規化は、毎年出てもおかしくないくらいの頻出問題です。

必ずおさえたいですが、苦手意識を持っている方も多い分野だと思います。

 

正規化とは、データベースのテーブルを重複や矛盾なく、検索等がしやすいようにする手順のことです。

この手順には3段階あり、原始的なほうから順に、第1正規形→第2正規形→第3正規形となります。

 

第1正規形は、一つのセルに一つの値しか入れないようにすることです。

第2正規形は、主キーの一部だけに依存するような項目がないようにすることです。

第3正規形は、キー以外の項目によって、さらに別のキー以外の項目を決定しないようにすることです。

 

それを踏まえてテーブルを見てみますと、一つのセルに一つの値しか入っていないので、まず第1正規形です。

また、主キーは開講コードだけなので、他の項目は主キーの全部(開講コード)に依存することになりますから、第2正規形です。

そして、講座コードによって講座名が決まり、講師コードによって講師名が決まることになっていますから、キー項目以外のものによってさらに別のキー以外の項目が決定されるテーブルになっています。

これは第3正規形の条件を満たしません。

選択肢2. a:正  b:正  c:誤

上記より、これが正答です。

まとめ

正規化の問題は、とにかくたくさん問題演習をしたほうが慣れると思いますので、過去問や問題集で実践してみることが効果的です。

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