中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問125 (運営管理 問32)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問125(運営管理 問32) (訂正依頼・報告はこちら)

小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 安全在庫を設定する場合、欠品のリスクを小さくするためには、安全係数を低く設定する必要がある。
  • ダブルビン方式を採用している場合、発注量は補充点の2倍に相当する量である。
  • 定期発注方式を採用している場合、発注から納品までの調達期間を長くすると、発注のための需要予測量は多くなる。
  • 定期発注方式を採用している場合、発注間隔を長くすると、発注1回当たりの発注量は少なくなる。
  • 定量発注方式を採用している場合、発注点に基づいて発注すれば、販売量の増減にかかわらず、発注間隔は一定になる。

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この過去問の解説 (1件)

01

在庫管理に関する問題です。本問は、毎年出題がある最頻出論点です。

 

一般的に、文章のみで在庫管理が問われる場合は難易度が上がりやすいですが、本問は平均的な難易度で十分に正答を狙うことができます。(過去問題を丁寧に復習していれば、正誤判断可能です)

 

 

選択肢1. 安全在庫を設定する場合、欠品のリスクを小さくするためには、安全係数を低く設定する必要がある。

安全在庫を設定する場合、欠品のリスクを小さくするためには安全係数を高く設定する必要があるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. ダブルビン方式を採用している場合、発注量は補充点の2倍に相当する量である。

ダブルビン方式を採用している場合、発注量は補充点の2分の1に相当する量であるため不適切な選択肢となります。

 

※ダブルビン方式とは、同じ在庫を2つ持つ在庫管理方法です。一方の在庫が無くなった時点で発注するため発注のタイミングが分かりやすく、最も活用されています。

選択肢3. 定期発注方式を採用している場合、発注から納品までの調達期間を長くすると、発注のための需要予測量は多くなる。

定期」発注方式とは、毎週水曜日など決まったタイミングで発注することです。

 

例えば、毎週水曜日発注→当週の金曜日に納品される在庫が、来週月曜日に納品されるように調達期間を長くした場合、当週の金曜日から来週月曜日までに消費される在庫量を考慮する必要があるため、発注のための需要予測量は多くなり正解の選択肢となります。

選択肢4. 定期発注方式を採用している場合、発注間隔を長くすると、発注1回当たりの発注量は少なくなる。

他の選択肢で解説しているように、定期発注方式で発注間隔を長くすると納品までに消費される在庫量を考慮する必要があるため、発注1回当たりの発注量は多くなり不適切な選択肢となります。

選択肢5. 定量発注方式を採用している場合、発注点に基づいて発注すれば、販売量の増減にかかわらず、発注間隔は一定になる。

定量」発注方式とは、他の選択肢で問われているダブルビン方式などのように一定量を発注する在庫管理方式です。

 

定量発注方式の場合、発注点に基づいて発注すれば、販売量の増減に伴い発注間隔は不規則になる(販売量が増加すれば発注間隔は短くなる)ため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

本問は文章問題ですが、計算式の穴埋め問題やグラフが与えられる形式など、様々なバリエーションがある論点です。

 

冒頭の解説で述べているように毎年出題されるため、過去問題は豊富にあります。様々なバリエーションに対応できるように復習しておいてください。

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