中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問11 (経済学・経済政策 問10(1))

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問11(経済学・経済政策 問10(1)) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、IS曲線とLM曲線を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

この図に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  点Eでは、生産物市場と貨幣市場が同時に均衡している。
b  点Fでは、生産物市場は超過需要であるが、貨幣市場は均衡している。
c  点Gでは、生産物市場は超過供給であり、貨幣市場は超過需要である。
d  点Hでは、生産物市場は超過需要であり、貨幣市場は超過供給である。
問題文の画像
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤

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この過去問の解説 (1件)

01

IS=LM分析に関する問題です。

 

IS=LM分析自体は頻出論点ですが、本問で問われている内容で出題されることは少ないです。そのため、以下の内容を丸暗記してしまうことをお勧めします。なお、生産物市場がIS曲線、貨幣市場がLM曲線です。

 

・IS曲線の右上側が超過「供給」、左下側が超過「需要」

・LM曲線の左上側が超過「供給」、右下側が超過「需要」

となります。

点Eでは生産物市場と貨幣市場が同時に均衡しているため、解答群aは正しいです。

 

解答群b~dはいずれも誤りで、以下が正しい内容です。

b.点Fでは、生産物市場は超過供給で、貨幣市場は均衡。
c.点Gでは、生産物市場は超過需要で、貨幣市場は超過供給
d.点Hでは、生産物市場は超過需要で、貨幣市場も超過需要

 

点EやFのように、曲線上にある点は「均衡」状態を意味します。

 

以上から、最も適切な組み合わせはa:正 b:誤 c:誤 d:誤となります。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「a:正 b: c:誤 d:誤」であるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「a:正 b:誤 c: d:誤」であるため不適切な選択肢となります。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「a:正 b:誤 c:誤 d:誤」であるため正解の選択肢となります。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:正

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「a: b: c:誤 d:」であるため不適切な選択肢となります。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:誤

冒頭の解説より、最も適切な組み合わせは「a: b:誤 c: d:誤」であるため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

覚えていれば正答できるボーナス問題ですが、このパターンでの出題は平成29年以来のようです。

 

そのため、この問題の復習に時間を使う必要はありません。(覚えた後、時間を空けて時折確認する程度で結構です)

 

 

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