中小企業診断士 過去問
令和7年度(2025年)
問6 (経済学・経済政策 問6)

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問題

中小企業診断士試験 令和7年度(2025年) 問6(経済学・経済政策 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

景気循環の周期性に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  コンドラチェフ・サイクルは、約50年の周期をもつ景気循環で、大規模な技術革新などに起因して生じると考えられている。
b  キチン・サイクルは、約20年の周期をもつ景気循環で、住宅や商工業建築の建て替えなどに起因して生じると考えられている。
c  ジュグラー・サイクルは、約7~10年の周期をもつ景気循環で、生産設備の更新投資などに起因して生じると考えられている。
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正
  • a:誤  b:正  c:正
  • a:誤  b:正  c:誤

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この過去問の解説 (1件)

01

景気循環の周期性に関する問題です。本問で問われている用語を知らなければ、対応は難しいです。

なお、3つの解答群とも提唱者の名前が由来です。

 

・コンドラチェフ・サイクル

周期は約50年と長期的、画期的な技術革新が景気の拡大をけん引する局面と、その後の縮小局面が交互に訪れるという考え方です。 

 

・キチン・サイクル

周期は約3〜4年と短期的、主に企業による在庫の増減が原因で生じます。 

 

・ジュグラー・サイクル

周期は約10年弱と中期的、設備投資の周期と関連しているため「設備循環」とも呼ばれます。

 

以上から、「a:正 b:誤 c:正」の組み合わせが正解となります。

選択肢1. a:正  b:正  c:正

冒頭の解説より、「a:正 b: c:正」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

選択肢2. a:正  b:正  c:誤

冒頭の解説より、「a:正 b: c:」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正

冒頭の解説より、「a:正 b:誤 c:正」の組み合わせであるため正解の選択肢となります。

選択肢4. a:誤  b:正  c:正

冒頭の解説より、「a: b: c:正」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤

冒頭の解説より、「a: b: c:」の組み合わせであるため不適切な選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

毎年出題される論点ではないため、時間をかけて繰り返し復習する必要はありません。一度解説を確認して、暗記しておいてください。

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